
いつも主体的に取り組み、
挑戦するから楽しさが生まれる。
Profile プロフィール
2019年入社。九州工場の原価管理部に配属。工場全体の予算計画の策定や予実分析、原価計算などを担当。2022年より財務省理財局に出向し、グローバルな舞台で任務を全う。2024年より経理部 経営管理チームの一員としてJTの管理会計を担う。
Topics
- 多様な経験を持つ人が集まる会社。
- 小さな会社を経営するような貴重な体験。
- JTの外に広がる大きな世界に挑む。
- 企業価値の最大化に貢献する醍醐味。
多様な経験を持つ人が集まる会社。
学生時代は、アメリカンフットボールに情熱を注いでいました。選手・スタッフ総勢で200名に迫る大所帯で、全員が日本一を目指して日々練習に明け暮れています。私は選手として1年間プレーした後、マネージャーとしてチームを支える裏方にまわりました。チームが所属する関西リーグには、何度も頂点に上り詰めた強豪校がおり、そこに勝って大学日本一を勝ち取るのが悲願。残念ながら達成には至りませんでしたが、アメフトを通じて多くのことを学びました。とくにリーダーシップ。常に主体的に取り組み、どんなことでも「自分事」として捉え、真っ先に体を張り、チームの勝利に責任を持つ。その大切さを行動で示してくれる先輩がたくさんいらっしゃいました。
JTを知るきっかけになったのは、そのアメフトの先輩です。入部時にコーチをされていた先輩がJTに入社され、私の就職時に採用を担当されていたのです。先輩を通じて関わり合うようになった社員の方々もとても魅力的で、自然とJTが好きになっていきました。入社の決め手となったのは、様々な経験を持った方が多く、ブランドを立ち上げた人や革細工職人など、キャラクターが実に多彩だったこと。そんな人が集まる会社は楽しそうだな、と思いました。さらに、たばこという賛否ある商材を扱っているので、一人ひとりが社会との関わりや、自分たちの存在意義について深く考えて、もがいているところがあると感じ、その真摯な姿勢に惹かれました。

小さな会社を経営するような
貴重な体験。
最初の配属は、九州工場の原価管理部でした。原価管理とは、工場全体のコストについて製造数量を鑑みつつ理想的な目標値を設定し、その実現に向けて様々な施策に取り組んでいくファイナンス業務の一つ。目標との乖離が出てきた場合、実績の着地見込みから逆算して、どれくらいのお金を捻出する必要があるかを算出。工場長や各部門のチームリーダーと協力しながら、改善策を実行していきます。工場は、多くの部署が連携して成り立っています。工場全体を見据えながら、どこにどれだけのお金が掛かっているのかを分析して改善していく。その中で一つの小さな会社を経営しているような経験を積むことができました。
そんな工場が閉場することになり、1年をかけた閉場プロジェクトにも参画しました。通常稼働しながら少しずつ機械が他の工場に移管されていく。徐々に場内が寂しくなっていく様を目の当たりにしながら最後の製造が終わり、みんなで写真を撮った日のことは忘れられません。私たちの商品には、実に多くの人たちの技術と思いが詰まっていることを実感しました。

JTの外に広がる大きな世界に挑む。
次は財務省理財局への出向でした。JTの社員として業務を行うのではなく、財務省のスタッフとして任務を全うするのがミッションでした。具体的に説明すると、まず、国が保有するJT株などの配当金を活用して、日本企業を支援する制度が存在します。そして、海外進出を目指す日本企業が出資する案件を支援するために、その制度を活用する独立行政法人や官民ファンドが存在します。そうした法人に対する出資の審査などに関わるのが財務省での私たちの役割。日本経済の抱える課題を解決するような政策的意義があるか、出資に見合うリターンが期待できるかなどを勘案し、次年度の各法人の予算案の策定や出資の実行を行っていきます。
財務省への出向では、様々な学びを得ることができました。JTの外にも大きな世界が広がっていること。その中で日本企業も様々な挑戦を繰り広げていること。国内市場が縮小する中で、海外に目を向ける日本企業の可能性を垣間見ることができました。初期配属の工場では、製造工程を見つめながら、ファイナンスの基礎である原価管理を学べ、次の出向先では一気にグローバルな舞台で視野の広がりと視座の高まりを実感することができました。同じ会社にいながら多様な経験ができる点もJTの大きな魅力だと思います。

企業価値の最大化に貢献する
醍醐味。
2024年4月より現在の部署である経理部 経営管理チームに異動となりました。ファイナンス業務は、会社法や金融商品取引法に基づいた財務情報を作成・開示する制度会計、事業計画や予算計画を作成し事業部門の意思決定をサポートする管理会計、そして私が九州工場で務めた原価管理に大別されます。現在の部署は管理会計の領域。JTにはグローバルたばこ事業、医薬事業、加工食品事業、事業ごとに管理会計部門があり、私が所属しているのは、これらすべての事業を束ねた全体の管理会計に加え、全社としての資源配分方針や利益成長に資する目標の設定を担う経営管理も行っている部署となります。やりがいは、JT内だけでなく、競合分析やマクロ経済動向といった外の社会に目を向けつつ、高い視座でJTの全社的な戦略を立案・提言し、それらがトップマネジメントの意思決定を左右する可能性があること。ファイナンス面からの提言が、JT全社の方針として落とし込まれ、10年、20年後のJTグループの企業価値向上につながっていく。そんな醍醐味が、私たちの大きなモチベーションといえます。
今後は、ビジネスデベロップメントの領域で新規事業や既存事業の拡大に携わりたいという気持ちがあります。せっかくグローバルな企業にいるので様々な経験を積みたい。方向性としては、ファイナンスを極める道もあります。銀行、証券会社、投資会社など、プロとしてお客様の事業成長に貢献する。それも良いのですが、やはり自社の企業価値最大化に愛着を持ってチャレンジする方が断然楽しいと思っています。いずれにしても、主体的に取り組むことが、私が最も大切にしていること。常に「自分事」として捉え、前向きにチャレンジするから楽しさも生まれてくる。アメフトで得た価値観は、今でも私の揺るぎない指針となっています。
Meet
Our People
-
2017年入社営業
Okinawa Sales Branch河野 志帆 Shiho Kawano -
2015年入社製造
Manufacturing赤松 亮太 Ryota Akamatsu -
2018年入社原料調達
Agronomy&Leaf West松野 美里 Misato Matsuno -
2015年入社R&D
RRP Development Center藤倉 大史 Hirofumi Fujikura -
2018年入社スタッフ業務
Country P&C吉澤 遥太 Yota Yoshizawa -
2019年入社ファイナンス
経理部・経営管理チーム高田 大輝 Hiroki Takada -
2020年・2021年入社JT若手座談会藤田 寛大 Tomohiro Fujita久次 希奈 Kina Hisatsugu西村 あかり Akari Nishimura井上 朋美 Tomomi Inoue熊田 裕信 Yushin Kumada