たばこ事業
たばこ製品は、Combustibles*1とRRP(Reduced-Risk Products)*2の二つのカテゴリに大別できます。RRPは、お客様にとって喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性があることから、今後も成長が継続すると考えています。たばこ事業では、心の豊かさを育み、より良い未来を創造するため、従来のCombustiblesに加え、RRPの成長を主に牽引するHTSを最重要カテゴリと位置付け、優先的に経営資源を配分する明確な事業戦略を策定しました。また、JTグループのたばこ事業を一本化したことにより、優先度に基づく経営資源の配分、グローバルベースでのナレッジやノウハウの共有、より迅速な意思決定や実行が可能となりました。これらを通じて、JTグループの中核事業であるたばこ事業は、中長期的な利益成長の牽引役としての役割をさらに強化していきます。
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Combustibles:製造受託/水たばこ/加熱式たばこ/無煙たばこ/E-Vaporを除く燃焼性のたばこ製品
- *2
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RRP:喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品
たばこ事業に関する運営指針、喫煙と健康に関するJTの考え方、たばこ製品のマーケティング活動に関するJTの考え方は以下をご覧ください。
以下の4つ注力分野では、たばこ事業全体を通じて、私たちがどのようにサステナビリティに取り組んでいるかをご紹介します。
たばこ事業のバリューチェーン
注力分野
責任あるサプライチェーンマネジメント
人権・環境デュー・ディリジェンスを通じたサプライヤーとの対話を推進し、サプライヤーとの協業による社会課題解決に向けた施策を実行します。
事業を取り巻く規制への適切な対応と不法取引防止に向けた取り組み
公正でバランスの取れた規制策定に向けた政策立案に積極的に協力します。また、不法取引に対処するために各国政府との連携を強化します。
人財への投資と成長機会の提供
よりよい職場環境と企業文化を通じ、優秀な人財を惹きつけるとともに、従業員がやりがいを持ち続け、質の高いパフォーマンスを発揮できるよう努めます。