お客様の期待を超える価値創造(RRP)

RRPカテゴリには、HTS、Infused、E-Vapor、無煙たばこ(Oralたばこ)などのさまざまな製品があります。JTグループは、2021年度に発表した通り、HTSに対して優先的に資源配分を実施し、Infused、E-Vapor、無煙たばこ(Oralたばこ)は探索カテゴリと位置付けています。

リスク低減製品(RRP)の開発・提供

JTグループは、製品の製造過程において地域社会や地球環境へ与える負の影響を極力減らす取り組みを推進しています。

製品が健康に与える影響の低減は重要な課題であることから、リスク低減製品(RRP)は当社グループのラインナップの中で重要な位置を占めており、たばこ事業の競争力強化を図るための⼤きなファクターとなっています。

RRPの長期的な健康影響についてはさらなる研究が必要ですが 、たばこ葉を燃焼させないことや、たばこベイパーに含まれる健康懸念物質が低減されていること等から、私たちは喫煙に伴う疾病のリスクを低減できる可能性があるものと考えています。

そのため、JTグループではすべての自社 RRP製品がこの可能性を担保するようにするともに、この進展著しいカテゴリにおいて、お客様の選択肢の拡張にも取り組んでいます。また、一般のお客様や規制当局、研究者の方々からの意⾒を受け入れるオープンアプローチを採用し、自社の研究成果を学会や査読付き学術雑誌で定期的に発表しています。

このアプローチは、最新の知見に裏付けられ、エビデンスベースの観察に基づいています。

JTグループは、Altria社との合弁事業の一環として、サイエンスと規制に関する両社の専門知識を組み合わせ、米国でのPloom発売に向けて共同でPMTAおよびMRTP申請を準備していきます。現時点での見通しでは、2025年末までにPMTAおよびMRTP申請を提出する見込みです。

RRPに関わるサイエンスについては、www.jt-science.com別窓で開くをご覧ください。

RRPの調達

JT グループは、RRP デバイスの調達に特化した専任の RRP 調達チームを設置しています。RRP デバイスは、第三者の受託製造業者によって製造されており、厳格な技術・品質要件に従い 、サプライヤーとともにエレクトロニクス業界に内在するサステナビリティリスクに取り組んでいます。

また、JTグループは、企業の社会的責任に特化した世界最⼤の企業同盟であるRBA のメンバーとして、RBA の行動規範に従うとともに、さまざまなツールを駆使して製品が責任ある方法で製造されていることを確認しています。当社グループの Tier1サプライヤーは、すべてRBA 検証済み監査プログラムの一環として、独立した第三者機関による監査を受けています。

さらに、JTグループの製品に含まれる金属は、責任ある方法で調達されていることを確認しており、リスクベースのアプローチで、責任ある鉱物調達に関するOECDのデュー・ディリジェンス・ガイダンスに沿ってデュー・ディリジェンスを実施しています。加えて、責任ある鉱物イニシアチブ(RMI)によって提供されているツールを利用し、サプライチェーン下流の可視化を図るとともに、バリューチェーン上に特定されたサステナビリティの課題にサプライヤーが取り組めるよう協力し、能力向上を支援しています。

責任ある調達についてはJTインターナショナルのサステナビリティサイト別窓で開く(英文)をご覧ください。


お客様の多様な期待に応える/超える価値の創造に関するその他の情報は以下をご覧ください。

たばこ事業のサステナビリティ戦略に関する進捗はこちら別窓で開くをご覧ください。

今後のRRPの見込み、RRP回収の取り組み、その他RRP製品の詳細については統合報告書2023をご覧ください。

プロダクトスチュワードシップ、資源循環、廃棄についてはJTインターナショナルのサステナビリティサイト別窓で開く(英文)をご覧ください。

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