Strategic Planning
戦略策定
R&Dグループを システムとして有機的にマネジメントする
「戦略策定」の担当者はR&Dグループのビジョンを実現するために、様々な戦略を策定します。競合他社動向や規制動向などたばこ製品に関連する環境分析だけでなく、科学技術に関する情報も収集し、将来を予測して研究開発活動の計画を立てるとともに、未来のR&Dグループに必要な“進化”について多角的に洞察・考察して、あらゆるリソースの配分を検討します。また、R&Dグループをひとつのシステムとして捉え、基礎研究から製品開発まですべての研究開発が効果的かつ効率的に進むようR&Dグループ全体の連携を強固にし、組織をより良くするためコーディネートを行います。
現場とコミュニケーションを密にとり技術戦略を策定する
R&Dグループはサイエンス・テクノロジー主導でJTグループの成長に貢献することが求められているため、R&Dグループが立案する戦略のひとつに技術戦略があります。技術戦略は、R&Dグループが有するコア技術を中核としつつ、将来に必要な技術を獲得する計画や可能性を表現することで策定していきます。技術戦略を策定するにあたり、自社技術の棚卸しと現在進行しているプロジェクトの進捗状況の把握は欠かせません。そのため、「戦略策定」の担当者は、たばこ製品やR&Dグループが関わる科学技術に関する幅広い知識が求められます。
組織文化の醸成をリーディングする
研究開発活動に直接関わる戦略だけではなく、組織文化やチームワークの醸成も「戦略策定」の仕事のひとつです。R&Dグループは2019年に日本と海外のR&D機能を一本化し、2022年に組織として統合しました。日本と海外との連携がより強固になった今、“One Team”として、さらに組織文化を発展させるための活動を行っています。現在のR&Dグループにはおよそ50か国の国籍のメンバーが在籍しており、言語・文化・習慣はさまざまです。互いの違いを強みとして活かし、これまでにない画期的なアイデアを生み出す、そんな多様性の強みが結実するような組織を目指しています。