法務系スタッフ(総合職)

キャリア採用トップ 職種一覧 法務系スタッフ(総合職) 先輩社員の声

先輩社員の声

新たな挑戦を楽しみながら、幅広い経験を積んでいきたい

私ってこんな人

人生最後の日何をする? たぶん、普段と変わらない日を過ごし「今日が人生で最後の日」であることを認識しないようにすると思います。
平日の過ごし方は? 日本との会議がある場合は朝早くから稼働し始めますが、テレワークが増えてきたことで家族とゆっくり食事をとる時間もあり、とても充実した日々を送ることができています。
休日の過ごし方は? 妻や子供たちと近所の公園を散歩したり買い物したりと、ゆったりした休日を過ごすことが多いです。

現在の主な業務と印象に残っている仕事は?  現在は、JT International(以下JTI)のR&D部門にて中長期戦略の策定やR&D内のガバナンス関係業務に従事しています。2022年1月からのGlobal One Team体制への移行に伴い、JT/JTIの垣根がなくなりより一層One Teamとしての活動が増えてきました。その反面、これまでJTとJTIでそれぞれ別々に持っていたルールや物事の進め方の調和も必要になっており、さらに業務を効率的・効果的に進めるために様々な取り組みを推進しているところです。私自身、法学部・ロースクール出身という文系人間ですので、R&Dという未知の領域での仕事に戸惑いがあったのは否めません。しかし、研究開発の内容について詳しく知りたいと思えば同僚が丁寧に解説してくれますし、私が考えるプランや施策についても、前向きに耳を傾けてくれる方々が周囲にいるためストレスを抱えることなく業務を進めることができています。

 また、私が担当しているガバナンス系の業務は、私の法務でのバックグラウンドとこれまでのキャリアパスが存分に発揮できるものでもあります。業務の効率性とガバナンスの担保は両輪の関係にあり、どちらも軽視できるものではありません。幸いなことに、これまで私は法務でGovernance、たばこ事業でPlanningと双方の領域での業務経験があるため、両者に目を向けながら最適解を探ることができています。

なぜJTに入社しましたか?  法務部門の存在意義が高い民間企業を探していたところ、JTがマッチしたというのが正直なところです。そもそも私はロースクール入学時点で、法曹三者には拘っていませんでした。もちろん司法試験に合格し弁護士を目指すというのも選択肢の一つでしたが、個人的には企業の中に入り込んで、中長期的な戦略も踏まえながら法的サービスを提供することに価値を見出していたからです。さらにいえば、法務としての価値を最大化できる産業を探していました。このような視点で企業を探した結果、規制産業であるたばこ事業(つまりJT)に行きついたのです。入り口としてはこのような流れでしたが、一度興味をもって調べてみるとJTという企業の魅力に引き込まれ、特にGlobalに事業展開し、世界一を目指している企業という個性に心惹かれたといえます。結果として、欲深い私は「規制産業を法務の一員という立場から支援・牽引しつつ、ゆくゆくはGlobal Tobacco Businessに関わりたい」というある種無謀な志望動機を披露した記憶があります。

ずばり、JTの魅力とは?  常に変化し続ける組織であるというのがJTの魅力だと思います。巨大な組織でありながら、外部環境の変化を的確に察知し、あるべき姿を描きながら柔軟に変化するというのはとても大変なことだとは思いますが、自然とそのような変化をしてしまうのがJTという組織です。JTに入社する前は“専売公社”のイメージが強かったので、これほどまでに柔軟であるとは思いもしませんでした。また、このような組織であるからこそ、従業員に対しても多くの挑戦の機会を提供してくれますので、これもJTの魅力の一つだと思っています。

JTってどんな人が多い?  JTでは様々なメンバーが働いていますが、共通して“熱い想い”を秘めている方が多い印象です。法務時代、部門を問わず様々な部署の方と接する機会を持つことができました。部門の特色はあるものの、JTを少しでも良くしたい、成長させたいという気持ちは共通していたと思います。ただ、ガツガツしているかというとそうではなく、内に秘める想いというのでしょうか、そこに熱いものを感じる機会が多かったです。

 JTはまさに今、Global One Teamとして新たな一歩を踏み出したばかりです。乗り越えるべき試練は山積みですが、このような熱いJTのメンバーと一緒ならば、この荒波を無事に乗り越えて夢を実現することができると私は信じています。

他部署へ異動して、法務部門の印象はどのように変わりましたか?  法務部門に対し助言を求める立場になった今、JT法務部門の特色を改めて実感しています。JTの法務部門は法的観点からの助言のみならず、依頼者(ビジネスサイド)の立場に寄り添った建設的な議論に協力してくれるのが特徴的といえます。最近も法務に意見を求める機会がありましたが、法的助言は当然として、それを超えてビジネスの本質に立ち戻った示唆を提供していただけました。あらゆる部門から相談を受ける法務という立場であるからこそ、我々が持ち得ない視点での分析・検討をしてくれるので毎回助けられています。

法務部門での経験は、どういった点で今の業務に活かされていますか?  現在は法的知見を直接的に活用することができる場面は限定的ですが、法務で学んだ思考方法などのスキルは今の業務にも活かすことができていると思います。具体的には、論理的思考力と表現力です。

 ビジネスの現場で発生する課題は、当然のことながら司法試験問題のように法的観点から整理されたものばかりではございません。だからこそ、目の前の事象を的確に整理し法的課題を洗い出していく作業が重要となります。この過程でロジカルな思考と整理手法が必然と身についていたと考えます。また、法的課題を検討した結果は、原局担当者の方々にフィードバックする必要がありますが、この際には誤解が生じないよう明確かつ整理された状態で表現することが求められますので、表現力(伝える力)が鍛えられます。

 このような論理的思考力と表現力は、法務に限らずビジネスで必要な基礎的なスキルといえますが、法務時代に意識的に取り組んだことにより自然と身についていたのだと思います。

これからチャレンジしてみたいことは?  法務採用で入社しましたが、管理会計、戦略、マーケティングと幅広く経験させていただきました。そして2022年からはJTIにてまた新たなチャレンジの機会をいただけています。JTIでの業務はとても刺激的で、様々なバックグラウンドを持つメンバーとの議論から多くのことを吸収することができています。これから先、どのようにキャリアが展開するかは未知ですが、その分多くの可能性を秘めているとも言えます。JTIでの赴任期間を存分に楽しみ、新たなキャリアイメージを作っていけたらと思っています。もちろん、法務としてのキャリアも考えていますが、それにこだわることなく幅広い視点で判断したいですね。

私のキャリア

期間 部署名・チーム名
2007年4月~
2009年2月
物流会社勤務(前職、中長距離輸送網整備・輸配送コンサルティング業務に従事)
2009年4月~
2012年3月
法科大学院
2013年3月~ JT入社 飲料事業部 企画部 管理チーム(利益管理担当)
2015年6月~ たばこ事業本部 事業企画室 事業法務チーム(国内たばこ事業法務支援担当)
2018年1月~ たばこ事業本部 マーケティンググループ CRM推進部 CRM企画チーム(利益管理、CRM戦略策定、部内総括担当)
2020年2月~ たばこ事業本部 事業企画室 海外企画サポートチーム(海外たばこ事業に関する意思決定支援、危機管理等担当)
2022年2月~ JT International SA(Geneva) Research & Development Agile Planning(中長期戦略策定支援、グループ内Governance担当)

先輩社員の声

  • 金子 智美
  • 安川 麻衣子
  • 千廣 明彦
  • 須﨑 亮順
  • 野尻 裕明
  • 後藤 元徳