法務系スタッフ(総合職)

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先輩社員の声

法律に関わる領域か否かの線引きはせず、一緒に悩み・考える

私ってこんな人

人生最後の日何をする? 子供と一緒に遊びます。子供が成長して一緒に遊んでくれなくなっていたら、子供時代の動画や写真を見て浸ります。
平日の過ごし方は? 毎朝5時半に起きて、家事育児と仕事をしていたらいつの間にか夜になっています。
休日の過ごし方は? 寝坊できるはずもなく当然のように6時台に起こされ、子供と一緒に遊んだり出かけたりしていたらいつの間にか夜になっています。

現在の主な業務と印象に残っている仕事は?  現在は、コーポレート・医薬事業・加工食品事業に関する国内・海外案件を担当する事業法務チームのチームリーダーとして仕事をしています。契約書のドラフトやレビュー、取引上のトラブルや人事労務系のトラブルに対する法的支援、新規事業を行う際の事業スキームの検討、各種意思決定支援等、チームが担う業務は多岐に亘りますが、担当者のアサインやチームメンバーが業務を行う上での支援、案件の進捗管理等、マネジメント業務をメインに行っております。

 入社以来ずっと法務部門に所属しており、これまで様々な仕事を経験して参りました。あれもあったな、これもあったな、と色々思い浮かびますが、頑張って2つまで絞り込んでみました。1つ目は役員報酬制度の変更に関わる検討・支援です。従来の制度から大きく変更が予定されている中で、制度を導入するために必要な手続(取締役会決議や株主総会決議)の検討・支援、新たな規程・契約の策定など対応しなければならない事柄が非常に多く、一緒に検討していた他部署のメンバーと夜な夜な議論をしながら全てやり遂げたときは「お互いよくやったね、お疲れ様!」という気持ちになりました。2つ目は植物バイオ事業の譲渡案件です。普段仕事をする際は他のメンバーと一緒に対応することが多いのですが、この案件はたまたま私一人で対応することになり、膨大な検討事項と判断事項かつタイトなスケジュールで途方に暮れそうになりましたが、すぐに気持ちを切り替えて関連部門の担当者や弁護士と連携しながら全力を尽くしてなんとかクロージングを迎えられました。大変だったからこそ他部署との一体感も強く感じることができ、今となってはとても良い経験になったと思っています。

なぜJTに入社しましたか?  私はロースクールを卒業しているのですが、当初は企業法務系の弁護士志望でした。企業をクライアントとする弁護士になりたい、と思っていたところ、だったら会社に入ってそこで法律の知識を活かすこともできるのでは?と考え、企業の説明会に参加してみることにしました。JT以外の企業の説明会も聞いたのですが、JTが一番「色んなことができそうだな」と思い入社を決めました。私の場合は法律というバックグラウンドはありましたが、せっかく企業に入るのであれば法務以外の仕事にも携わるチャンスが欲しいと考えていました。

 蓋を開けてみれば、私に関しては法務の仕事が楽しく、また性に合っているなと感じてこれまでは法務以外のキャリアを志望してきませんでしたが、同じようにロースクールを出て入社した先輩や後輩には、法務から他の部門やグループ会社へとキャリアの幅を広げている方が沢山おりますので、入社前の「JTに入ったら色んなことができそう」という印象は間違っていなかったと思っています。

ずばり、JTの魅力とは?  自由で風通しが良いところです。堅苦しい上下関係がなく、年齢や入社年次、バックグラウンドに関わらずお互いを個として尊重していると感じます。自分の考えを臆することなく発言できますし、そういった発言を求められる機会も多いです。入社してまだ日が浅い頃にある仕事で上司と議論をしていたときに、「この会社は上司・部下関係なく議論ができるんだ。なんていい会社なんだ。」と思ったのを昨日のことのように覚えています。

 また、働き方の面でもテレワークやフレックス等、個々人の事情に応じて利用できる制度が導入されています。ただ制度として存在するだけではなく、多くの社員が制度を活用しながら自分らしく自律的な働き方をしておりますので、この点もJTの魅力のひとつであると思います。

JTってどんな人が多い?  人の意見を真摯に聞く人、真面目で善い人が多いように思います。仕事柄、様々な部門の方と話す機会が多いのですが、各部門から集まったメンバーがそれぞれ専門的な知識や経験を背景に述べる意見を受け入れるのは当然のこととして、更には「会社をよりよくするにはどうすればいいのか」「JTとしてどうありたいのか」といった視点から、所属する部門・組織を超えて意見を言い合える、またそれを尊重し合える人が多いなと思うことがよくあります。もちろん、言ったことが全て採用されるわけではありませんが、「これって言ってもいいのかな?」と不安に思うことなく言いたいことが言えるというのは、仕事をしていてとても良い環境だと思います。

JTにおいて、法務部門に期待されている役割とは?  法律に関する知識・知見の提供にとどまらず、各部門のやりたいことを実現するためにはどうすればよいのか、当事者意識を持ちながら寄り添い、最後まで一緒に考えることだと思っています。事業部門において何かやりたい施策があるとして、法的な観点からできる/できないを答えるだけでは会社の中の一組織として法務部門が存在する意味はありません。同じ会社の中で、会社の将来を共に描きながら、そこに向かって何ができるのか、どうやればいいのかを法的な観点をベースに考えて、様々なやり方を提案していくことが法務部門に求められている役割だと思います。

 仕事をする中で「これはあまり法律と関係ないな」と思うことは多々ありますが、そのような案件であっても、クライアントである部門の方が「法務なら何とかしてくれるかも」「念のため法務に確認しよう」と思って相談してくれたのであれば、法律に関わる領域か否かの線引きなどせずに一緒に悩み・考え、最後は「やっぱり法務に相談してよかった」と思ってもらえるように、できることをしていきたいと考えています。

法務部門で働くことのやりがいとは?  重要な経営課題や事業施策に法務として関わる機会が多く、全社的な動きに関する情報をたくさん知ることができるのはモチベーションにも繋がることだと感じています。また、全社的なプロジェクトに携わる機会も多いので、様々な部門の方々と仕事をする機会に恵まれていると思います。長く法務にいても知らないこと、経験したことがない案件はまだまだありますので、色々な業務を担当する中で自分の視野・視点・経験・考え方がどんどん広がっていくのは、法務で仕事をする上での面白さなんじゃないかなと思います。

 また、法務は相談を受ける側の立場になることが多いのですが、相談された内容を調べたり部内のメンバーと議論したりしながら解答を見つけ、クライアントである部門の方に伝えて納得していただく・解決するという一連の流れ自体が、私個人としては好きですし達成感があります。

これからチャレンジしてみたいことは?  マネジメントになったばかりなので、これまでの仕事の仕方をどう変えていくのか、自分の役割は何だろうといったことを日々考え、試行錯誤しながら実践しています。

 そういった意味では、これからやることは全部チャレンジだと思いますが、見方を変えれば「これにチャレンジしよう!」という具体的な何かがあるわけでもないのかなと思います。

 少し余裕が持てるようになって、チャレンジしたいことを見つけることが私にとっての直近の課題ですね。

私のキャリア

期間 部署名・チーム名
2010年2月~ 法務部 コーポレート支援チーム
2010年4月~ 法務部 事業支援チーム
2012年4月~ 法務部 コーポレート支援チーム
2014年8月~ 産休・育休
2015年6月~ 法務部 経営法務チーム
2016年4月~ 法務部 事業法務チーム
2017年7月~ 産休・育休
2018年6月~ 法務部 経営法務チーム
2022年1月~ 法務・コンプライアンス統括部 事業法務チーム

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