法務系スタッフ(総合職)

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先輩社員の声

自分の判断が事業に直結することもあり、責任と同時にやりがいがある

私ってこんな人

人生最後の日何をする? 家族含め身近な人たちと美味しいものを食べたり、お酒を飲んだりして、ワイワイ過ごしたいです。
平日の過ごし方は? 普通に仕事をしています。コロナ前は終業後の友人や同僚との集まりも楽しんでいましたが…。
休日の過ごし方は? 家のことをしながらゆっくりすることもあれば、友人と会ったり出かけたりすることもあります。これまた、コロナ前は旅行なども楽しんでいましたが…。

現在の主な業務と印象に残っている仕事は?  私は現在、JTの加工食品事業のグループ会社であるテーブルマーク株式会社(以下TM)の法務部にいます。TMの法務部もJTの法務同様、契約書の作成・チェック(スキーム検討を含む)、施策や個別事案の適法性検討、訴訟・各種トラブル対応等が主な業務内容ですが、私は部長という立場で、部の方針・目標の設定や、管理職(チームリーダー)とその下にいるスタッフのマネジメント、部署間の調整など、部のメンバーの仕事をしやすくし、力を発揮できる環境を提供できるよう、日々奮闘中です。

 これまで最も印象に残っている仕事は、かれこれ10年以上前のことになりますが、JT法務部配属後半年頃に担当した合意書締結に関する依頼案件です。通常、契約書作成の際は取引先と何回かやりとりを重ねて内容を確定させることが多いのですが、本件は急ぎでの対応が必要で、取引先に直接赴いてその場で内容を確定させたいとの要望でした。私が法務部代表として同行したのですが、良し悪しをその場で判断する自信などなく、責任の重さにビクビクしながら必死に合意書の文言を考えた記憶があります。最終的には上司に電話で確認をとって押印までこぎ着けましたが、法務部員として自分に何ができるのかということを強く意識させられた案件でした。

なぜJTに入社しましたか?  私は新卒でのJT入社でしたが、就職活動は様々な業界の様々な会社に応募しつつも、食べることが大好きだったこともあり、一番数多く受けていたのは食品会社でした。JTは当時食品事業に参入してまだ日が浅かったのですが、他社の食品事業を譲り受けたり飲料事業(2015年に撤退)でヒット商品を出したりと、食品事業をこれから拡大していく勢いを感じました。その一端を担えたら面白そうだなと思ったのが入社した主な理由です。あとは、最初に内定をくれて嬉しかったのと、就活中に会った社員の雰囲気やフィーリングが自分に合ってそうだなとなんとなく思ったというのも大きな理由ですね。

ずばり、JTの魅力とは?  男女にかかわらず、仕事がしたい社員にとって、自分に合ったワーキングスタイルを見つけることができる会社だと思います。私は正直、決してそこまでバリバリ仕事をしたい方ではなかったと思いますが、自分の納得のいく仕事がしたいという気持ちはあったので、私の上司は、過剰に負荷をかけることもなく、かといって「女性だから」「バリバリ志向じゃないから」という理由で仕事を軽減することもなく、配慮してうまい具合に仕事を振ってくれていたと思います。結果、自分に合った仕事の仕方やペースを見つけることができたかなと思っています。

 人生には様々なステージがあり、キャリアに対する考えやスタンスもその時々で変わりますが、柔軟に対応できる環境があると思います。

JTってどんな人が多い?  タイプとしては基本的に真面目で温和な人が多いのではないでしょうか。最近の若い人(と言うと年齢がバレますが)は多様な人が増えたような気がしますが、みんなで協力してより良いものを作りたいという意識は世代問わず共通にもっているように感じます。若干つるんでしまう傾向もありますが、会社の人同士で会社帰りに飲みに行ったり休日ゴルフやバーベキューをしたり(コロナ禍になってからはなかなかできていないですが)とみんな会社の人が好きなんじゃないかと思いますね。

関連会社のテーブルマークに出向し、業務で意識することや求められる役割に何か変化はありましたか?  JTコーポレートの法務部にいた頃よりも事業に近いところで仕事をしている分、より事業に則した検討を要求されるので、以前よりも各部門の立場・目線に立ち、実際に施策等を実行したらどうなるか、その後のことまで考えておく必要があるかなど、より具体的かつ先のことまで見据えて物事を考えることを意識するようになったと思います。自分の見解や判断が事業に直結することもあるので下手なことをいえないという緊張感はありますが、事業にどう反映されたかも見えやすいという点ではやりがいもあるかも知れません。

 また、役職上求められる役割としても、当たり前のことながら、部としての判断を最終的に下す立場になってしまったので、適切に意思決定するのに必要な要素はそろっているのか、何か欠けている要素はないか、欠けているなら誰に聞けばいいか、など慎重に物事を考えるようにもなりました。頭では理解しているつもりでしたが、やはり責任も重いなと感じています。

法務部門で働くことのやりがいとは?  会社や事業の経営・運営に必要な業務を担当する様々な部門と幅広く仕事ができるところです。自ら事業を運営したり、社内の施策を企画・立案したりする立場にない場合でも、法的観点からの検討を求められる場面はたくさんありますので、担当部門と一緒に問題解決や目的実現を果たしていく機会に恵まれているのは法務部門にいて良かったと感じるポイントです。様々な部門と仕事をすると、視野が広がり、スキル・知識も身につきますが、これも意識の持ちようで、どれだけ当事者意識をもって各部門と取り組んでいけるかにも依るような気がしています。「法的に良い・悪い」だけを一方通行で答えるだけではなく、各部門と協業しながらより良い答えを模索して、自分を高めていけたらと思っています。

これからチャレンジしてみたいことは?  今の職場に異動したのはコロナがちょうど拡大し始めた頃(2020年4月)で、12年ぶりの異動、しかもグループ会社への出向、なのに出社が制限される…と様々な要素が重なり、我ながら割とチャレンジングな状況での異動だったと思っています。まだまだいろいろ模索中なので、仕事ではさらにこれからチャレンジしてみたいところまで考えが及ばないのが正直なところです。

 プライベートでは、世界の反対側まで旅行したり3年前にドラムを習い始めたり、これまでいろいろやっていますが、いずれ世界遺産検定とか挑戦してみようかな、などとぼんやり思っている程度でしょうか。

私のキャリア

期間 部署名・チーム名
2000年4月~ 食品事業本部 事業企画部(現在、食品部門はテーブルマークグループに移管)
2004年7月~ 経営戦略部(現 経営企画部)
2006年6月~ 秘書室
2008年4月~ 法務部 コーポレート支援チーム(2015年4月より事業法務チームに変更)
2018年4月~ 事業法務チームに加え、特許法務チームと商標・著作権チームを兼務
2020年4月~ テーブルマーク株式会社 ビジネスサポート本部 法務部 法務部長(出向)

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