![さまざまな時代を歩んだマッチラベル](images/02_title_01.gif) |
![](/tobacco/knowledge/variety/images/spacer.gif) |
国産化されてからは、たちまち花形輸出品となったマッチ。その商取引のカギとなったのが、マッチラベルのデザインだったのです。国産が始まった当初こそ、一度刷りでやや華やかさにかけていましたが、1897年ごろからは2色刷りや多色刷りも誕生。デザインも海外の模倣から脱皮し、輸出先のニーズに応えた独創的なものや世情を反映したもの、日本の伝統文化を取り入れたものなど、バラエティに富んだマッチラベルが世界市場をにぎわせました。
やがて、デパートやフルーツパーラー、喫茶店、カフェ、旅館、ホテル、そして企業のマッチなど、宣伝つきのマッチが続々登場。限られた四角のスペースの中で趣向をこらしたデザインにキャッチコピーが踊り、広告媒体としての利用が確立されていったのです。 |
![](/tobacco/knowledge/variety/images/spacer.gif) |
![](/tobacco/knowledge/variety/images/spacer.gif)
|
![明治初期のマッチラベル](images/02_title_02.gif) |
![](/tobacco/knowledge/variety/images/spacer.gif) |
輸出先のニーズに合わせて制作されたマッチラベル。インドに輸出したマッチは、どことなくインドをイメージさせるイラストが描かれています。
|
|
|