良質なガバナンス

 

コーポレート・ガバナンスは、さまざまなステークホルダーの満足度を高め、信頼される企業体であり続けるための礎となるものであり、JTグループのあらゆる活動の前提となるものと考えています。JTグループではマテリアリティの一つである「良質なガバナンス」について、持続的な成長と企業価値の向上の原動力となる各事業のガバナンスを適切に担保するために、「事業特性に即した内部統制」をサステナビリティターゲットとして定めています。

具体的には、各事業の持続的な成長に関わるものを取り組みの対象として取り上げ、たばこ事業については事業を取り巻く規制が、社会の関心に応えかつ企業の成長につながるバランスの取れたものとなるよう、公共政策の立案への協力やステークホルダーとの対話に努めます。また、関係当局との対話を進め、違法なたばこ製品の製造および流通等に関する情報交換を行い、不法取引の減少に対する取り組みを支援します。医薬事業については「患者様を救うという使命感と倫理観」、加工食品事業については「食の安全」に着目したターゲットとしています。

JTグループでは、取締役会の人員構成の変更や人事・報酬諮問委員会の設置、役員報酬体系の見直し等、グループとしてのコーポレート・ガバナンスの充実にも取り組んできました。グループとしての取り組みに加え、各事業における内部統制の強化を実現することで、中長期にわたる持続的な利益成長と企業価値の向上のみならず、当社グループを取り巻くステークホルダー、ひいては経済・社会全体の発展にも貢献していきます。

JTグループとしてのガバナンスについてはコーポレート・ガバナンス体制をご覧ください。また各事業におけるサステナビリティターゲットについては、それぞれたばこ事業 : サステナビリティ戦略医薬事業 : サステナビリティ戦略加工食品事業 : サステナビリティ戦略をご覧ください。

マテリアリティ

ターゲット項目

ターゲット

事業特性に即した内部統制

たばこ事業においては、事業を取り巻く規制が、社会の関心に応えかつ企業の成長にもつながるバランスの取れたものになるよう、公共政策の立案への協力やステークホルダーとの対話に努めます。

また、関係当局との対話を進め、違法なたばこ製品の製造および流通等に関する情報交換を行い、不法取引の減少に対する取り組みを支援します。

医薬事業においては、患者様を救うという使命感・倫理意識をもった人財を育成するために、社内啓発活動「患者様の事を徹底的に考える会」において、医療現場と交流し、患者様の医療ニーズを追求し続けます。また、医療関係者に医薬品に関する最新かつ適切な情報を提供するために、MRを対象とした定期的な研修などを実施します。

加工食品事業においては、最高水準の食品安全管理に向けて、国際規格の食品安全マネジメントシステムの運用徹底等の取り組みを推進し、食の安全性の向上と品質保証体制の強化を図るとともに、品質に関するコミュニケーションを充実させ、安全・安心で高品質な商品をお客様へお届けします。

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