早わかり将棋入門
基本ルール
遊び方の基本を知ろう
駒の動かし方が分かったら、遊び方のルールを覚えましょう。
勝敗の決まり方や、やってはいけないことを学んだら、いざ対局の舞台へ。
玉将を詰ませた方が勝ち
将棋は、相手の「玉将(王将)」を動けなくした方が勝ちになります。これを、将棋の言葉で「詰み( つみ)」といいます。
また、玉がどこへ動いても取られてしまうようになることも同じように「詰み」といいます。
相手の駒を取ることができる
将棋では、同じマス目でぶつかった相手の駒を取ることができます。その場合、駒の働きの強弱とは関係なく、後からそのマスに入った方が相手の駒を取るというルールになっています。
取った駒を使うことができる
取った駒は「持ち駒」と呼び、自分の手持ちの駒にできます。持ち駒は、必要な時に自分の駒として使えます。
この「駒をもう一度使える」というルールは、日本の将棋だけが持つ大きな特徴です。
反則をすると、その場ですぐに負けになる
将棋は反則をすると、すぐ負けになります。同じタテの列に自分の歩を2つ打つ「二歩」などが代表的なものです。
なお、この「二歩」は自分の歩が成って「と金」になっていれば反則にはなりません。
「指す」と「打つ」
将棋では普通、駒を動かすことを「指す」といいます。
しかし、取った駒を再び盤の上に置くことは「打つ」といいます。
ちなみに囲碁の場合は「打つ」だけなので、「将棋は指す、囲碁は打つ」ということもあります。