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「セン切り」「かんな切り」「カンナ」とも呼ばれました。寛政12(1800)年ごろ、四国の池田地方で開発されたと伝えられています。器械内にブロック状に固めた葉たばこを詰め、上からかんなで削ります。足元にある踏木(ふみき)と呼ばれる棒を踏むと、器械内部の歯車と連動した滑車や縄を利用して葉たばこがせり上がり、能率よく刻んでいくことができます。 |
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「ゼンマイ」「手押ゼンマイ」「旋回(ぜんまい)器」とも呼ばれました。文化年間(1804-18)に開発され、嘉永年間(1848-54)ごろから普及していったと考えられています。撞木(しゅもく)と呼ばれるハンドル部分を上下動させて包丁を動かし、セットされた葉たばこの束を刻んでいきます。このとき、撞木の動作と連動して1〜4個の歯車が回り、刻みに合わせて葉たばこを徐々に送り出す仕組みになっています。 |
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