陸前高田市ブランド米「たかたのゆめ」
陸前高田市ブランド米「たかたのゆめ」とは、JTが開発・保有していた品種「いわた13号」を、岩手県陸前高田市の復興支援を目的として、同市に寄贈したオリジナルのブランド米です。JTグループでは復興支援の取り組みの一環として、陸前高田市と「たかたのゆめ」を今後もサポートしてまいります。
2019年活動実績
「たかたのゆめ」とは?
2012年に公募によりブランド名が決定し、2013年から作付けが始まりました。陸前高田市では、「たかたのゆめ」を全国的に著名なブランド米に育てることを目標としています。2014年は150トンの目標収量に対し、260トンの収穫を達成し、市内スーパーでの販売や、地元学校給食での提供など、より多くの販路で販売される予定です。
系譜
「たかたのゆめ」は、「あきたこまち」「ひとめぼれ」と同等の食味を持つ「いわた3号」から、茎が丈夫で倒れにくくする、穂いもち病などの病気に強くするなどの性質を取り入れ、東北地方に適した品種を目指して開発しました。
品種特性
「たかたのゆめ」の特徴は、“食味のよさ”と“丈夫で病気に強い”こと。炊き上がりの見た目はつややか。味はすっきりとしていて印象的な甘みが感じられ、食感は粘り気がありもっちりとしています。
生産者のご紹介
2012年に原種栽培が始まり、2013年から作付が始まった「たかたのゆめ」。作付に携わる方々の中から3名の生産者をご紹介します。
金野千尋さん
2012年に原種栽培農家として唯一、「たかたのゆめ」の栽培・収穫を行いました。
新沼右京さん
亡くなったご主人とともに使用していた農地での「たかたのゆめ」の栽培を金野さんに委託されました。
石川満雄さん
小友地区の営農組織「農業生産法人サンファーム小友」組合長・代表理事。2014年、同地区での「たかたのゆめ」の作付を実施しました。