全国に広がる「JTの森」JTの森 小菅(山梨県)
整備の状況
対象となるエリア
多摩川源流に位置し、東京都への水道水源区域でもある針葉樹(スギ・ヒノキ・カラマツ)の一斉人工林*
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一斉人工林:皆伐跡地に一斉に植林して造った、単一樹種の森林のこと。単層林
整備の目的
スギ・ヒノキ・カラマツの一斉人工林中に、土壌を豊かにする落葉や、森の動物たちの恵みとなるドングリ等の実をもたらす広葉樹を植栽。針葉樹と広葉樹を混交させることで、経済林と環境林が共存し、持続可能で森林生態系的にも豊かな森となることを目指す。
また、協定期間終了後も、森の中を散策でき、森や自然の学習や、森林の癒しを体験する場として、また森林所有者の方に参考としていただける整備のモデルとしてなど、「森林環境教育の森」として地域で活用していただける森づくりを目指す。
整備のパートナー
北都留森林組合
整備の内容
【1期】2006年3月-2011年3月
植栽/3,100本(ミズナラ・コナラ・モミジ・ケヤキ)、歩道開設、群状間伐、下刈、森林環境教育看板の設置
【2期】2011年3月-2016年3月
スギ・ヒノキ林の間伐、植栽/980本(ミズナラ・コナラ・モミジ・ケヤキ)、下刈、歩道開設
【3期】2016年3月-2019年3月
皆伐、植栽・下刈、鳥獣防護柵設置等