お客様の期待を超える価値創造

JTグループが信頼される企業体であり続けるためには、各事業が「心の豊かさ」を軸とした価値をお客様に提供していくことが不可欠です。JTグループではマテリアリティの一つである「お客様の期待を超える価値創造」について、画期的な製品・サービスを通じ、幅広いお客様や社会に、その期待を超える価値を提供していきたいという当社グループとしての想いを、各事業の取り組みを通じて具現化していくことを目指し、5つのサステナビリティターゲットを定めています。

たばこ事業

たばこ事業については、「RRP*1(Reduced-Risk Products)展開市場の拡大」、「リスク低減に係る科学的知見の発信」、「未成年者*2喫煙防止対策」が具体的なターゲットです。

たばこ事業では、一人ひとりのお客様のニーズを高い水準で満たす多様な選択肢を提供することが使命と考えています。そのためには、従来のCombustiblesのみならず、世の中の変化に合わせた製品カテゴリの拡充が必要です。RRPについては、「喫煙と健康」の観点からそのリスク低減の可能性に対し社会的な期待が寄せられており、その期待に応え、より多くのお客様に手に取っていただくために「RRP展開市場の拡大」をターゲットとしました。同時に、お客様が当社のRRPを適切に評価するためには、科学的根拠に裏付けられた情報の発信が必要であることから、「リスク低減に係る科学的知見の発信」をターゲットとして定めています。

また、JTグループは、未成年者はたばこ製品を使用するべきではないと考えており、たばこ製品に係るお客様を「成人喫煙者」に限定しています。当社たばこ事業ではこれまでも、未成年者喫煙防止に係る各種施策に取り組んできましたが、社会やその中に存在する当社のたばこ事業が持続的に成長するためには引き続き重要な課題です。この認識のもと、「未成年者喫煙防止対策」をターゲットとして定め、当社営業担当への継続的なトレーニング提供のみならず、取引先とも協業し、この課題の解消に取り組んでいきます。

具体的な取り組み、および各事業のサステナビリティターゲットについては、たばこ事業をご覧ください。

たばこ事業ph1
たばこ事業ph2

(注)

たばこ事業における「お客様」は喫煙可能な成人のお客様を意味します。なお、たばこやニコチンを含むその他の製品の使用可能年齢は、各国の法令により異なります。日本では20歳未満の方による喫煙・使用は、法律で禁じられています

  • アコーディオンを閉じる
  • アコーディオンを開く

医薬事業

医薬事業については、前身のサステナビリティ戦略においても、世界に通用する画期的なオリジナル新薬を創出し、一日も早く患者様にお届けすることを目指してきました。その重要性は変わるものではなく、「FIC(ファースト・イン・クラス)医薬品の創出」を引き続きターゲットとして定めています。医薬事業においては、これからも、重点領域における革新的医薬品の研究開発活動への努力と投資を継続していきます。

具体的な取り組み、および各事業のサステナビリティターゲットについては、医薬事業をご覧ください。

医薬事業ph
  • アコーディオンを閉じる
  • アコーディオンを開く

加工食品事業

加工食品事業については、「フードインクルージョンへの貢献」をターゲットとして定めています。これは、多様な価値観に寄り添い、誰もが食べたいものを自由においしく楽しめる社会に貢献していくことを意味しています。

外部環境や生活スタイルの変化等を受け、お客様の価値観や関心は多様化しています。加工食品事業では、アレルギー対応商品や動物性原料を使用しない商品、健康やその他の志向にお応えする商品など、高付加価値製品の開発・提供に向けた取り組みをより一層進めることで、このターゲットの達成を目指します。

具体的な取り組み、および各事業のサステナビリティターゲットについては、加工食品事業をご覧ください。

加工食品事業ph

「お客様の期待を越える価値創造」に係る5つのサステナビリティターゲット

マテリアリティ

ターゲット項目

ターゲット

お客様の期待を超える価値創造 icon  

RRP*1展開市場の拡大

できるだけ多くのお客様に選択肢を提供すべく、JTグループのRRPを世界中のますます多くの国で入手できるようにしていきます。

 

リスク低減に係る科学的知見の発信

リスク低減に係る訴求の実証および製品リスクの透明性について確保していきます。

責任あるサプライチェーンマネジメント icon 良質なガバナンス icon

未成年物*2喫煙防止対策

マーケティング&セールスに所属する営業担当に未成年者喫煙防止に関するトレーニングを提供し続けます。また、未成年者喫煙防止を確実なものとするために引き続き取引先と協業していきます。

 

FIC(ファースト・イン・クラス)医薬品の創出

特定の治療分野における革新的医薬品の研究開発活動への努力と投資を継続します。

 

フードインクルージョンへの貢献

多様化するお客様の価値観や関心に寄り添い、特定の原材料などを除くだけではなく、何よりもおいしく楽しんでいただけるよう、アレルギー対応商品や動物性原料を使用しない商品、健康やその他の志向にお応えする商品など、高付加価値な商品の開発・提供に取り組みます。

*1

RRP(Reduced-Risk Products):喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品

*2

ここでいう「未成年者」とは、法令に定める喫煙可能年齢に達していない者を意味します。なお、法令に定める喫煙可能年齢は、各国・地域によって異なります。日本での喫煙可能年齢は、満20歳以上となっています

  • アコーディオンを閉じる
  • アコーディオンを開く