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What’s Cigar?
What's Cigar?
シガーと、必要最低限の道具については紹介したので、ここでは、シガーの取り扱い方とルールを簡単に紹介。ちょっとした儀式のような雰囲気を持つのが、シガー・スモーキングの特徴です。
まず、シガーの吸い口になる部分を、シガーカッターを使って切断。シガーの口が閉じている部分は“ヘッド”と呼ばれ、丸みを帯びたキャップが装着されているように見えます。このヘッド部分の丸みを少し残した3〜5mmのところをカットします。多く切り過ぎてしまうとラッパーが傷つき、バラバラになってしまいます。
◎カットはおもいきりが必要
切り残しがあると口あたりが悪く、ラッパーがほどけてくる可能性があるため、思いきってカットします。
切断面の大きさで煙の量を変化させることができます。広くカットすれば煙の量は多く、狭くカットすれば少なくなります。このため、パンチ・カッターを使用した場合は、煙の量は少なくなります。
シガレットと違い、太さもあり、構造も違うシガーは簡単に火を着けることができません。火力の強いライターや、着火状態を長く持続できる軸の長いマッチが好まれているのは、このことから。シガーの着火方法を説明しましょう。
◎火を近づける
火を着ける部分は、吸い口の“ヘッド”に対して、“フット”と呼ばれています。このフットの先から約1cm下方に、ライターやマッチの炎の先端を近づけます。
◎フットを炭化させる
シガーをゆっくりと回転させながら、フット部分をまんべんなく暖めるように焦がします(=炭化させる)。こうしておけば、まんべんなくシガーのフット部分に火を着けることができます。
シガー・スモーキングで一番重要なのは、リラックスした状態を心がけることだとか。シガーの持ち方に特に決まりはありません。自分の持ちやすいように持ってみましょう。
◎灰の落とし方
シガーの先端にできる灰は、やたらにポンポンと落とさないのがルール。灰の長さが2cmくらいになったら落とすのが目安になっています。
◎火の消し方
シガレットのように、灰皿の上でもみ消してはいけません。灰皿の上に置いたままにしておけば、シガーの火は自然に消えます。シガーを吸い終えるタイミングは、シガーの3分の2から4分の3のところまで吸ったら止めるのが一般的です。
シガー・バーをひと言で表すならば、シガーを愛する人が誰にも邪魔されず、お酒と共にゆったりとした時間を過ごす場所。それでは、初心者は入れないかというと、そういう場所では全くありませんし、シガーを吸わない人でも気軽に入店することができます。
基本的に、シガー・バーではお酒と共に、プレミアムシガーを豊富に用意しており、シガーはヒュミドールで管理されているため、品質の良いシガーが提供されます。高級感が溢れる調度品で統一された店舗も多く、決してカジュアルな雰囲気ではありませんが、実は想像するよりも敷居は高くないでしょう。
初心者の人でも恥ずかしがらず、シガーを熟知したスタッフに、いろいろと質問をしてみると良いでしょう。シガーの魅力を丁寧にレクチャーしてくれます。
le Connaisseur〈ル・コネスール〉
フランス語で「こだわり」という意味の名称を持つシガー・バー。シガーとともに、上質な時間を過ごすためのサポートを提供し、背伸びした非日常の世界へ誘ってくれます。都内6ヵ所の店舗で展開。
・写真は銀座本店
http://www.leconnaisseur.jp/