JT NPO応援プロジェクト

東日本大震災復興支援 JT NPO応援プロジェクト

「東日本大震災復興支援 JT NPO応援プロジェクト」は、東日本大震災により被災した岩手県・宮城県・福島県の復興・再生・活性化の一助となることを目指し、被災地の人々の多様な期待や希望に応えてきた民間非営利組織がより安定的に活動が行えるよう、支援・応援するものです。
本プロジェクトは、これまで特定非営利活動法人 日本NPOセンター(以下、日本NPOセンター)が運営を行う東日本大震災現地NPO応援基金(特定助成)への寄付を通じて、特に被害が甚大であった岩手県・宮城県・福島県を拠点に活動する民間の非営利組織を支援しており、第1期として「コミュニティの再生・復興支援」を目的とした活動に対し2013年10月より約3年間、第2期として「コミュニティの自立を促す支援」を目的とした活動に対し2017年1月より約2年間、計5年以上にわたり助成を行ってきました。
2019年1月より、特定非営利活動法人 日本NPOセンターと3.11メモリアルネットワークが協働で行う「震災伝承」に関わる事業への支援を実施しています。

「震災伝承」事業への支援

東日本大震災は、発災から8年が経過しましたが、復興は道半ばであり、被災地のニーズは多様化しています。一方で、時間の経過とともに、被災地の自立が求められており、被災地で活動を行う団体のネットワーク化と育成を通して、東日本大震災の経験を後世に伝え、持続的な支援活動を行うための基盤強化が必要とされています。
そのため、2019年1月より、日本NPOセンターと3.11メモリアルネットワークが協働で行う、東日本大震災の経験を後世に語り継ぎ、防災・減災という未来に繋ぐ活動である「震災伝承」事業に対し支援を実施しています。

実施期間 2019年1月1日~2021年12月31日(3年間)
体制 実施主体:特定非営利活動法人 日本NPOセンター
連携団体:3.11メモリアルネットワーク(事務局:公益社団法人 みらいサポート石巻)
事業内容

被災地3県(岩手県、宮城県、福島県)において、伝承活動を行う団体のネットワーク化と質的なレベルアップを図り、新たな連携による減災・防災の取り組みを被災地の沿岸地域に残す事業として以下3つのプログラムを実施する。

①3.11メモリアルネットワーク基盤構築
全国の企業・団体・個人に対し、防災・減災・伝承の取り組みへの理解と共感をひろげ、伝承団体の活動が持続可能となるための人材・資金・情報の確保に取り組む。
②伝承団体等との連携促進と事業力向上
東日本大震災の経験をふまえた防災・減災・伝承活動を行う団体同士の協力関係の構築と、個々の団体が持続可能な活動を進めていくための経験交流や学習を行う。
③団体助成プログラム
伝承団体の活動が自立的で持続可能な取り組みとなるよう、組織の基盤強化に取り組む。

特定非営利活動法人 日本NPOセンター

特定非営利活動法人 日本NPOセンター

1996年設立、民間非営利組織(NPO等)の社会的基盤強化を目指して全国のNPO支援組織、企業等と連携して研修等のプログラムを全国で実施している。東日本大震災では、2011年3月から復興支援事業を展開。被災者の生活再建を目的とする民間非営利組織(NPO等)の支援として、個人、団体、企業の寄付を原資として助成プログラム「現地NPO応援基金」や組織基盤強化、リーダー育成を目的とする研修等を行っている。

3.11メモリアルネットワーク

3.11メモリアルネットワーク

東日本大震災で被災した宮城・岩手・福島を中心に伝承活動を行う個人・団体・拠点を結ぶ民間ネットワークとして、2017年11月に設立。将来にわたり伝承活動を続け、命を守り、活力ある人・地域づくりに取り組むことを目的として、震災伝承や防災・減災活動の「連携」「企画」「育成」に取り組んでいる。次世代への継承を見据えた「若者プロジェクト」や、語り部同士の「学びあい交流プロジェクト」などの連携企画が進行中。

助成事業についてのお問合せ

特定非営利活動法人 日本NPOセンター
『東日本大震災復興支援 JT NPO応援プロジェクト』 事務局

〒100-0004
東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル245
TEL:03-3510-0855 FAX:03-3510-0856 (月曜日~金曜日 9:30-18:30)
E-mail:jt-npo-ouen@jnpoc.ne.jp