「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index」の構成銘柄に
8年連続で選定
2021/11/15
JTは、世界的なESG株価指数※1である「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index (以下、DJSI Asia Pacific)」の構成銘柄に、8年連続で選定されました。
DJSIは、企業の持続可能性(サステナビリティ)を経済、環境、社会の3つの側面から評価する国際的なESG株価指数として運用されています。このうちDJSI Asia Pacificは、日本を含むアジア・太平洋地域の主要企業約600社を対象にした指数で、年に一度、構成銘柄の見直しが実施されます。
DJSI選定基準のCSA(コーポレートサステナビリティ評価)※2は、ESG各分野における最新の動向や議論を踏まえた、総合的な調査と考えています。国際的かつ信頼性の高い外部調査に参加することは、当社のサステナビリティへの取り組みと開示を客観的に評価する機会を得ることにつながります。透明性、信頼性の高い非財務情報の開示を推進することは近年力を入れている当社のアジェンダの一つであり、ステークホルダーの皆様との対話を促進するために重要な取り組みと考えています。
JTグループのサステナビリティ戦略は、経営理念である4Sモデル※3に基づき、マテリアリティ分析を踏まえて策定されています。グループ共通のサステナビリティ戦略の基礎となるのは「持続可能な事業とするための3つの基盤」、すなわち「人権の尊重」、「環境負荷の軽減と社会的責任の発揮」、「良質なガバナンスと事業規範の実行」です。
8年連続のDJSI Asia Pacificへの選定は、バリューチェーンを横断する社会および環境課題へ真摯に取り組んできた結果が高く評価されたものと考えています。CSA 2021における当社の総合得点は100点満点中79点、全評価項目24のうち、「Materiality」、「Risk & Crisis Management」、「Environmental Reporting」、「Operational Eco-Efficiency」、「Social Reporting」、「Corporate Citizenship and Philanthropy」は、満点を獲得しました。(得点は2021年11月12日時点の情報にもとづく)。
JTグループは、国連で採択された持続可能な開発目標(SDG s)および当社事業や事業環境にかかわる目標を支持しています※4。JTグループが持続的に成長するためには、事業活動を通じて社会の持続可能な発展に貢献していくことが不可欠です。今後もステークホルダーの皆様との対話を通じて、社会とJTグループがともに持続的に成長できるよう、取り組みを着実に進めてまいります。
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ESG株価指数
従来の財務分析に加え、企業活動における環境・社会・ガバナンス等への取り組みを考慮して銘柄を組み入れる株価指数。
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コーポレートサステナビリティ評価(CSA:Corporate Sustainability Assessment)
S&P Globalが実施するESG評価。対象企業を業種ごとに分類、各業界における最も重要かつ関連性の高いESG要因に注目した質問票を用意して調査を行い、企業のESGへの取り組みについて、透明性とパフォーマンスの両面から評価しております。
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4Sモデル
世界130以上の国と地域で製品を販売するJTグループでは、「お客様を中心として、株主、従業員、社会の4者に対する責任を高い次元でバランスよく果たし、4者の満足度を高めていく」という4Sモデルを経営理念に掲げ、事業展開地域でのさまざまな取り組みを進めております。
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JTグループのSDG sへの取り組みや具体的な貢献に関する解説については、当社ウェブサイトをご参照ください。