たばこ事業運営指針

私たちは、20歳以上の方々には、喫煙のリスクに関する情報をもとに喫煙するかしないかを自ら判断し、個人の嗜好として愉しむ自由があると考えております。
一方、たばこについては様々な意見があり、それゆえ、私たちは喫煙と健康についての私たちの考え方を明らかにすることが企業としての責務であると考えており、自らを律するたばこ事業運営指針を定め、この原則を忠実に実行していきます。

指針1: 喫煙のリスク認識

私たちは、紙巻たばこの喫煙が肺がん、心筋梗塞、肺気腫等の特定の疾病のリスクを伴うものと認識しており、喫煙のリスクについて喫煙者にアドバイスするための取り組みを支持します。20歳以上の方々は喫煙のリスクを知った上で喫煙を開始すべきです。

指針2: リスク低減に向けた取り組み

私たちは、喫煙のリスクを完全に取り除くことは困難であり、長期的な影響も含め更なる研究が必要であると考えていますが、たばこ葉を燃焼させない新しいスタイルのたばこ製品は、紙巻たばこの喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性があるものと考えています。
私たちは、より多くのお客様に満足いただくことができ、且つ健康リスクを低減させる可能性のある製品(リスク低減製品)を開発しお客様に提供していきます。また、リスク低減製品の科学的評価についての調査研究を進めるとともに、お客様の製品選択に資する情報も提供していきます。

指針3: 製品情報開示

たばこを吸われる方が、自分が吸っているものについて、その情報を知りたいと考えることは当然のことと思います。この要請に応えるため、私たちは、日本で販売されている私たちの製品に使用されている添加物についての情報をお知らせしています。
詳細につきましては、下記をご覧ください。

加熱式たばこについて、たばこベイパー中に含まれる成分の情報をお知らせしています。
詳細につきましては、下記をご覧ください。

指針4: 20歳未満喫煙防止活動

20歳未満の方は決して紙巻たばこの喫煙および加熱式たばこの使用をすべきではありません。20歳未満の方の喫煙は社会全体で取り組む必要のある問題です。私たちとしても引き続き積極的に20歳未満の方の喫煙防止に向けた活動を行っていきます。

指針5: たばこを吸われる方とたばこを吸われない方の共存

たばこを吸われる方はたばこを吸われない方に対し常に配慮し、喫煙マナーを心がける必要があります。
私たちは、たばこを吸われる方とたばこを吸われない方が共存できる社会の実現に向けて、マナー向上の呼びかけや分煙環境の整備など、さまざまな取り組みを行っています。
さらに、私たちは、周囲への配慮という観点において共存社会の実現に貢献しうる、燃焼による煙を出さずにおいの少ない新しいスタイルのたばこ製品を開発しお客様へ提供していきます。

指針6: 現地の規範・文化等の尊重

私たちは、日本をはじめ各国・地域の規範、文化、法令、意思決定プロセスを尊重します。他方、規制を導入するにあたっては、これが科学的根拠に基づく合理的でバランスの取れたものとなるよう、必要に応じて対話・協力を行います。


(補足)

※本ページでいう「喫煙」は、断りの無い場合を除き、加熱式たばこ等燃焼を伴わない製品の使用を含みます。