品質保証に関する取り組み

JTは、たばこ製品の品質を責任をもって保証することが重要と認識しています。そのため、以下の通り品質保証基本方針を制定し、お客様満足の推進と信頼される製品の提供に向け取り組んでいます。

品質保証基本方針

ステークホルダーの中心にお客様を置き、お客様満足を高め続けるために、品質保証基本方針を制定しています。

1.

お客様に高品質の製品を提供します

2.

関連する法規制・業界の基準に基づいた製品の開発、製造、販売を行います

3.

お客様の満足と信頼を得られる製品とサービスを提供します

4.

「お客様の声」を探求し、継続的な改善を推進します

5.

JTグループ内外を含むすべてのプロセスに対して品質保証活動を実行します

品質マネジメントシステム

JTグループのグローバルたばこ事業における開発・製造・流通を対象とした品質マネジメントシステム (Quality Management System : QMS) を構築し、グローバル標準で品質保証活動に取り組んでいます。
QMSマニュアルは社内最上位レベルの文書として位置付けられ、各事業プロセスにおける品質要求事項を集約しています。

お客様満足の推進

お客様の声を開発・改善活動に反映し、高品質な製品・サービスの提供を行っています。

お客様の声を製品・サービスに反映させるスキーム

お問い合わせ窓口

  • お客様相談センター
    たばこに関するお問い合わせや、分煙・喫煙環境への取り組みに関するお問い合わせについて承っています。

  • Ploom専用カスタマーサービス
    Ploom製品に関するお問い合わせについて承っています。

  • CLUB JT事務局
    キャンペーン、CLUB JTおよびJT IDに関するお問い合わせについて承っています。

信頼される製品の提供

製品は、指針・考え方に基づき適切なチェックを通じて製品開発を行い、定められた品質基準で製造を行っています。

1. 製品開発での取り組み

(1) 構想段階

新製品やパッケージの開発においては、構想の段階で「たばこ事業運営指針」や、「喫煙と健康に関する考え方」に沿っていることを社内で審査しています。

(2) 開発段階

ラボレベルの開発から実際の製造工程にスケールアップする段階まで、各段階において設計通りの製品が開発できているかどうかを、各種物性を測定するとともに、味・香りについても確認しています。使用する添加物については、内外の文献データなどにより安全性を確認するなど、最終的に確定した仕様についての信頼性を確認しています。

2. 原材料調達での取り組み

たばこに使用される原材料の品質を確保するため、「JTグループ調達基本方針」「JTグループ葉たばこ生産基本方針」に則って活動を行っています。また、適切な頻度でサプライヤーを訪れ、必要に応じて改善に向けた指導・助言を実施しています。加えて、調達品の検査結果をサプライヤーにフィードバックし、品質向上につなげています。

3. 製造工場での取り組み

(1) 自社工場:ISOを取得し、品質マネジメントシステムに基づき製造体制を構築しています。

  • 各工程においては品質検査(外観検査、物性測定、官能検査など)を行っています。

  • 工程衛生管理の実施
    自社基準にて衛生管理を定め、取り組みを行っています。

    設備等

    出入口セキュリティ、施錠、作業服など

    運用

    トレーサビリティ、持込品管理、貯蔵品管理、製造エリアのアクセス制限など

作業服

(2) 委託製造

自社で製造した場合と同じ品質基準を設け、製造上考慮すべき事項や管理項目を委託先に指定し、製造体制を構築しています。また、製品の品質・信頼性を確認するために、製品モニタリングを実施するとともに、委託先への監査を行っています。

4. 製品出荷後の取り組み

製品出荷後の定期的モニタリング

市場に出荷された製品の品質を確認し品質改善を図るため、定期的に出荷製品の各種物性をモニタリングしています。