MEMBER INTERVIEW

「お客様によろこんでいただけるヒット商品をつくりだしたい」これが私たちの共通の目標。一人ひとりのアクションの積み重ねが未来を切り開き、会社の成長につながることを想像すると、とてもワクワクします。

製品開発

ルシンダ・ディーキンLucinda Deakin

RRP* デバイス開発を担うチームのマネジメント

*Reduced-Risk Products:喫煙に伴う健康へのリスクを低減させる可能性のある製品

仕事に必要なリソースと情報をチームメンバーに行き渡らせ、そして、仲間と支え合いながらやり遂げたという達成感を共有できるように、私はチームマネージャーとして、すべてのプロジェクトの進捗状況を常に確認しています。

私は2020年11月にウィーンのR&Dグループにメカニカルエンジニアとして入社し、電子たばこデバイスの開発を担当しました。2022年に発売される製品の開発にも携わりました。当時、私が在籍した部署は新設された新しい組織だったため、デザインガイドラインや図面テンプレートの作成、資材調達やプロトタイピングのためのサプライヤーネットワークの構築など、製品開発において基盤となるワークフローの確立に取り組みました。

9か月後には、メカニカルエンジニアのマネジメントとして現在の役職に昇進。精妙に組み立てられたプロセスとデザインガイドラインに則って、チームメンバーとともに仕事をしています。テンプレートが固まっていない場合は、まずは新しいワークフローガイドラインを作成して導入するところから始めます。また、仕事に必要なリソースと情報がチームメンバーに行き渡るように、そして、チームの志気を上げ、仲間と支え合いながらやり遂げたという達成感を共有できるようにするために、私はすべてのプロジェクトの進捗状況を常に確認しています。チームのリソースを管理して適切にタスクを設定することはもちろん、仕事に必要な専門性を蓄え、プロジェクトを遅らせることなく確実に進行させることがとても重要です。

*Reduced-Risk Products:喫煙に伴う健康へのリスクを低減させる可能性のある製品

学びの多さと日進月歩で進化する技術、これがRRP*の開発における面白さ。私たちの試みは前例がありません。イノベーションを起こすのは簡単ではありませんが、試行錯誤の中に多くの学びがあります。

昔から、数学や製品設計が好きで、アートやデザインについても学んできました。建築家とともに照明デザインの仕事をしたこともありますが、さまざまなことを経験する中で、私は誰かが日常的に手に持って使うような製品に携わるということにやりがいを感じたんです。ちなみにJTインターナショナル(以下JTI)に入社する前は、歯科分野の家電製品を扱っていました。RRP*については知らないことばかりだったので、電子たばこの複雑な仕組みを理解するために多くの時間を費やしました。私は何かを学ぶことが好きなんです。だから、自分が知らないことを学ぶこと自体がモチベーションになります。私が作ろうとしているものは、最新の素材とプロセスを活用した、テクノロジーの最先端を行くものです。RRP*の素晴らしいところは、研究するべきところがまだまだ多くあり、研究に関わる技術が日々発展していることです。 もしかしたら、私たちがRRP*の分野で最初に何かを成し遂げる先駆者になるかもしれません。イノベーションを起こすのは簡単なことではありませんが、試行錯誤の中で多くのことを学べると思います。

ウィーンで所属した部署は新設された新しい組織であったため、新しいプロセスを導入したり、将来に向けてさまざまなことの立ち上げで重要な役割を担えたことは、非常にやりがいのあることでした。成功も失敗もありましたが、多くを学ぶことができ、結果として成長できたと思います。もちろん、マネジメントという新しい役職においては、優れた管理職としての仕事とあわせて、チームメンバーをしっかりとサポートしていきたいです。今後もマネジメントとしてさらに学び成長していきたいと思います。

同じ志を持つ仲間と一緒に仕事をすることは、とてもやりがいがあります。メンバー全員が細かなところまでこだわって仕事をしており、そのこだわりが仲間をつなげていると思います。「お客様によろこんでいただけるヒット商品をつくりだしたい」これが私たちの共通の目標です。どんなに小さくとも一人ひとりのアクションの積み重ねが未来を切り開き会社の成長につながる。それを想像するだけでとてもワクワクします。お客様に革新的な商品をお届けして喜んでいただくためには、私たち自身が多くを学び進歩するしかないのです。

*Reduced-Risk Products:喫煙に伴う健康へのリスクを低減させる可能性のある製品

JTグループは、皆がお互いを信頼し合っているひとつの家族のよう。互いに助け合い、共存していけるとても居心地よく仕事に取り組める職場です。

今後は、プロダクトデザインチームと連携して、お客様からのご要望にお応えするだけではなく、願いも叶えるような製品を開発したいと考えています。使い勝手がよく、直観的に操作できて、使うのが楽しくなる、そんな製品。私にとって、「お客様中心」の考え方はもっとも重要な視点です。この視点をもって、仕事に取り組み正しい意思決定をしていけば、JTグループは、今まで以上に強固なマーケットポジションを確立できると信じています。

また、チームメンバーがさらにエンジニアとして学び、成長できるようサポートしていきたいと考えています。そのためには、製品開発のプロセスをよりコントロールできるように、これまで得た知見を活かしていくこと。そして、世界中の製造に関わる関係者と密に連携をとることが重要だと思います。これまで開発で得た情報を基に、常に時代にマッチした最良のデバイスを開発しつづけていくことが目標です。これは、私たちが目指すマーケットリーダーを実現するために必要なステップだと考えています。

JTグループは、皆がお互いを信頼し合っているひとつの家族のようです。誰もがみんなを頼りにし、互いにサポートし合い、とても居心地よく仕事に取り組める職場です。成功を追求する精神や雰囲気はとても刺激的ですし、信頼できる素晴らしいチームとネットワークがあります。私はやはりエンジニアなので、メカニカルチームを任せられていることにやりがいを感じ、幸せに思います。これから、私たちのゴールを達成するためにさらにチームワークを高めて活動できればいいなと思っています。

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