MEMBER INTERVIEW

お客様の行動や求めるものは常に変化しています。お客様は「旅」をしておられるのです。私たちは旅するお客様に寄り添い、お客様に喜んでいただくためにあらゆるニーズに応えていきます。

製品開発

ミハエル・ プラットナーDr. Michael Plattner

顧客・製品調査や官能評価などを実施するインテリジェンスセンサリーチームのマネジメント

たばこ業界が過渡期にあることが魅力的に感じたため、学術研究の世界を離れ、JTインターナショナル(以下、JTI)へ入社。入社前に出会った人たちは非常にポジティブな印象で、たばこ業界について前向きな姿勢を私にみせてくました。

入社当初は、JTI R&Dグループの製品開発サポートセンターで働いていました。そこでの私の仕事は、官能評価に関連する測定や分析方法を改良することでした。最先端の方法とツールを実装し、さまざまな拠点を横断した新しいチームの統合に貢献しました。

入社後5年目から7年目の間は、将来、市場成長が見込める新しいスタイルのたばこ製品のお客様調査を行いました。結果的に今ではRRP *と呼ばれるカテゴリーとなりましたが、当時もこのカテゴリーにおけるお客様の潜在的なニーズについての研究していました。

入社8年目から9年目にかけては、JTIのセンサリー(知覚)チームを率い、現在はJT-JTIを横断してプロダクトインテリジェンスセンサリーチームで働いています。

私はドイツと日本、両国の大学に通っていたときから日本と縁があり、博士号を取得し、日本学術振興会から博士研究員に選ばれました。のちに学術研究の世界から離れ、当時、たばこ業界は過渡期にあり、そこに魅力を感じてJTグループに入社しました。入社前に出会った人たちは非常にポジティブな印象で、たばこ業界に対して前向きな姿勢を私に見せてくれたんです。

*Reduced-Risk Products:喫煙に伴う健康へのリスクを低減させる可能性のある製品

JTグループは非常にダイナミックなビジネス環境下にあります。一丸となって絶え間なく変化しつづける世界に対応できるように、JTグループはメンバーの育成に惜しむことなく投資しています。

私の仕事はさまざまなものの発展やイノベーションの影響を受けるため、常に新しい分野の研究・分析を行っています。そのため、私の視野は広がり続けていますし、成長の機会がたくさんあります。

JTグループは非常にダイナミックなビジネス環境下にあります。一丸となって絶え間なく変化し続ける世界に対応できるよう、JTグループはメンバーの育成に惜しむことなく投資しています。会社がサポートしてくれるおかげで、製品の多様化に取り組むことができますし、また、世界中で起こるさまざまな動きに合わせて進化するお客様の潜在的ニーズを探る仕事を遂行することができます。

JTグループは好奇心を大切にする会社なので、私は現状に満足せずさまざまなプロジェクトに挑戦し、成長することができました。社内外の研修を受講したり、自分の専門分野の学会に積極的に参加したりすることで、今後どんな課題にも対応できるように見聞を広げスキルを磨いてきました。JTグループは、積極的に先行して能力を伸ばそうとする私の努力をいつもサポートしてくれています。

私が専門とする領域には、定型化された考え方やアプローチ方法がありません。そのため、案件ごとに目的とゴールをしっかりと理解した上で目標を設定し、チームメンバーに明確な方向性を示すことが重要だと思います。組織管理およびマネジメント観点では、組織のヒエラルキーは重要ですが、組織運営においてはフラットな職場環境の方がアイデアやインスピレーション、ディスカッション、組織間の交流を活発にすると考えます。

本質的に誰もがベストを尽くすためのモチベーションを持っているので、自律性と目的を持って仕事を楽しみながら、全員が一人ひとりの才能を発揮することができます。意欲さえあれば、JTグループでは誰もが自身の能力を伸ばし成長することができると思います。

将来的には、お客様の声をさらに開発プロセスにうまく反映させることで、お客様と社会全体に価値を提供したいと考えています。そして、これこそが私たちがビジネスとして成功する方法でもあると思います。

新しいスタイルのたばこ製品、特にRRP*の登場と社会構造の変化に伴い、結果としてお客様の行動やお客様が求めるものも変化しています。お客様は「旅」をしておられるのです。私たちは旅するお客様に寄り添いながら、お客様に喜んでいただくためにあらゆるニーズに応えていかねばなりません。データを分析し、社会やお客様に影響を与える因子を特定、そしてお客様が求めているものが何かを知ることで、理想的な製品開発に取り組むことができます。嗜好品とは愉しみを叶えるためにつくられたものであり、嗜好品を嗜む時間の中で素晴らしい“ひととき”を感じることができます。お客様は味や香りだけでなく、その“ひととき”を愉しんでおられるのです。私たちは、お客様のニーズを満たした製品を通して、その慎ましくも幸せな時間をお届けしていきたいと思います。

私は今後も、仲間が力を結集して発揮できるようシナジーを高めることに貢献し続けていきたいと考えています。阻む障壁をなくし、情報の流動性や連携力を高めて、コラボレーションを進化させていきたいです。COVID-19のパンデミック以前からすでに重視されていましたが、コラボレーションを発展させるためには、ますますテクノロジーの重要性は高まっています。パンデミックという困難な状況におかれたその間も私たちのチームは成長しました。

私は、メンバーが積極的に新しいアイデアを出し合い、彼らの強みを活かし組織に貢献できる、そんなオープンなプラットフォームをつくり続けたいと考えています。それにより、グローバルな協業体制を構築し、競争に打ち勝つための最善策を打ち出すことが可能になると思います。本質的に誰もがベストを尽くすためのモチベーションを持っているので、自律性と目的を持って仕事を楽しみながら、全員が一人ひとりの才能を発揮することができます。意欲さえあれば、JTグループでは誰もが自身の能力を伸ばし成長することが可能です。こういうJTグループの環境や文化はすべての企業が持っているものではないと思いますし、改めて素晴らしいものだと認識しています。私たちの成長や発展は、最終的にお客様に還元されるでしょう。だからこそ、お客様に喜んでいただくために私たちは最善を尽くさなければなりません。JTグループが取り扱うものは製品ですが、ゴールは製品ではなく、お客様の喜びなのです。

*Reduced-Risk Products:喫煙に伴う健康へのリスクを低減させる可能性のある製品

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