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経営計画2022
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JT グループの経営計画は、期間を3年として、経済動向・地政学リスク・競争環境等、直近の事業環境の変化を反映し、毎年ローリングする方式を採用しています。
変化の激しい事業環境においても自らを変革させ、グループワイドにリソースを最大活用し、事業投資を通じた持続的な利益成長を果たしてまいります。
(本セクションの記載は2022年2月発表時点の内容です)
経営計画2022期間中における環境認識
国際的な政治情勢の変化および為替変動リスク等に加え、コロナ禍によりもたらされた消費者行動の変化や世界的な経済活動の停滞リスク等、不確実性は一層増大
- 各国の経済は緩やかに回復していく想定であるものの、コロナ禍による各国政府の財源確保を企図した増税、さらなる規制の進展・複雑化等、今後の事業環境変化には注視が必要
- 一部市場においては、経済制裁や政情不安定等、引き続き不透明な地政学的リスクが存在
RRP(Reduced-Risk Products)
- HTS(heated tobacco sticks)を中心とした需要は引き続き拡大
- 主要市場における競争激化および各国の規制進展は継続
- 世界的な半導体需給逼迫に伴うデバイス調達の不確実性
Combustibles
- 主要市場における総需要の減少トレンドに加え、ダウントレーディングは継続
- プライシングによりプロフィット・プールの拡大を見込む
各事業の役割および目標
たばこ事業 |
JTグループの利益成長の中核かつ牽引役として、中長期的に持続的な利益成長を目指す |
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たばこ事業の事業運営方針 |
HTSとCombustiblesを最重要カテゴリとし、経営資源を集中的に投入
たばこ産業全体において、HTSカテゴリは2027年末までに15-20% 程度*1にまで拡大する見通し
お客様*4支持の獲得に向け、HTSカテゴリへの投資を一層強化
*1 売上収益ベース、中国除く |
医薬事業/加工食品事業 |
JTグループの利益成長の補完を目指す
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経営資源配分方針
4Sモデルに基づく資源配分方針 |
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株主還元方針 |
*1 たばこ事業の成長投資を最重要視し、質の高いトップライン成長を通じた為替一定調整後営業利益の成長を目指す |