社外取締役メッセージ

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幸田 真音 独立社外取締役
幸田 真音
独立社外取締役

JTに対するステークホルダーからの理解獲得を目指し支援していきます。

JTは自己改革意識が高い組織であると以前から評価しており、業績が堅調であり財務的に健全な状態の中でも、さらに成長を志向する事業運営体制強化・人員適正化に係る施策を多面的かつ丁寧に練り上げていることを高く評価しています。コロナ禍であることを踏まえると、これらの施策は平時にも増していっそう重大な決断でしたが、本施策はJT グループの中長期的成長に向けた適切な経営判断であったと考えています。

サステナビリティについても業界を牽引するような意欲的な姿勢が堅持されており、サステナビリティ戦略に掲げた各目標の実現に向けた取り組みの着実な実行を期待しています。ESGに対する市場の関心が高まっている中で、今後は、サステナビリティをコストではなく投資と位置付けたJT の積極的な活動に対して、投資家からの評価を得られるようなコミュニケーションが必要であり、この点についても支援していきたいと考えています。

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長嶋 由紀子 独立社外取締役
長嶋 由紀子
独立社外取締役

不連続な変化の中での「進化」に対するJTの対応力向上に貢献していきます。

JTでは現在、JT グループが将来ありたい姿についての検討が進められています。こういった検討の中で私が重要だと思うのは、ありたい姿が最終的にどのような内容になるかよりも、事業との連動の仕方や、すべての従業員がオーナーシップを持てるかどうかであり、それがあってこそありたい姿の実現性が高まると考えています。執行において丁寧に検討されていると理解していますが、各事業が中期経営計画で見据える未来がありたい姿と連動したストーリーとして描かれることを期待し、取締役としての立場から働きかけていきます。

一方で、ありたい姿のような長期視点の議論を取締役会で充実させていくことも重要です。取締役会実効性評価については、プロセスおよび結果フィードバックともに適切に実施されていますが、まさに長期視点の議論の充実が2022年度以降の課題として抽出されています。JTの持続的な成長に資する取締役会の継続とさらなる改善に向けた取り組みを強化していきたいと考えています。

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木寺 昌人 独立社外取締役
木寺 昌人
独立社外取締役

大きく変化する国際環境のもとでのJTの特色あるビジネスの健全な発展に貢献していきます。

JTとは、約20年前に駐在したジュネーブでご縁があり、JT のグローバルなビジネスと意欲的なM&Aについて知る機会があり、目を見張ったことを鮮明に覚えています。

当時と今とでは、JTを取り巻く環境は大きく異なります。ここ数年を振り返っても、コロナ禍や地政学的リスクの顕在化により、国際環境は大きく変化してきました。そのような状況においても投資家をはじめとしたステークホルダーの皆様からの理解を得るためには、経営陣が考える会社の方向性や決意が、強く感じられるコミュニケーションを行う必要があります。

この度、中長期の成長を実現するための取り組みの評価および株主の皆様との価値共有のさらなる深化を目的として役員報酬の指標を見直していますが、これはまさに経営陣の意思表明と言えます。特に非財務指標の導入は非常に良い取り組みであり、その評価の枠組みがステークホルダーの理解を得られやすい形で維持され、しっかりと機能するよう尽力してまいります。

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庄司 哲也 独立社外取締役
庄司 哲也
独立社外取締役

If everything seems under control, you're not going fast enough.

この度、新たに社外取締役に選任されました。

JTは今、大きく変動する事業環境の中で、持続的な成長に向けたストーリーを資本市場から求められていると認識しています。元々は公社であったJTは、⺠営化等数々の変遷を経て現在の姿となっていますが、資本市場からより強固な信頼を勝ち取るためには、これからもさらなる進化、トランスフォームを実現していく必要があると考えています。

私もまた、JTと同じく公社であったNTTにおいて、大きな変革を経験してきました。そうした変革に臨む際のマインドセットが、冒頭タイトルに引用したマリオアンドレッティの言葉です。現状を善しとせず、安住することなく、目指すのは「前へ、先へ、外へ」。仕事も自分自身も常にアップデート、バージョンアップ、進化を心がけることが大切です。

これまで培ってきたJT の高い品質技術と革新力にさらに磨きをかけながら、現状に甘んずることのない持続的な成⻑と発展が達成されるよう、私も取締役会の一員としてともに挑戦して参ります。

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