「心の豊かさって、なんだ?」鬼が問いかける企業広告で、JTが伝えたかったこととは?
友達と笑い合っているときの幸せ、この正体って?
「心の豊かさ」と聞いて、私の中にパッと浮かんできたのは、友達と笑い合っているシーンでした。誰かと心を通わせて、楽しさを共有して、心からホッとしている様子が思い浮かびます。別のところでは、胸キュンドラマに心をときめかせている自分がいたり、ひときわ気合いが入る仕事に心をしびれさせている自分もいたりします。
なんとなくイメージできるけれど、「心の豊かさ」はひとつじゃないし、言葉にするのも難しい。どこか共通点があると思うけど、正体がわからない。毎日考えすぎてキャパオーバーになりそうです(笑)。
2024年4月から始まったJTの新しい企業広告も「心の豊かさって、なんだ?」と問いかけています。今回はその企業広告を取り上げることで、「心の豊かさ」を考えるヒントにしたいと思います。
「心の豊かさ」を問う、JTの新しい企業広告
JTの新しい企業広告は、山田孝之さん演じる鬼が「心の豊かさ」を探す旅に出るというシリーズで、テレビCMとグラフィック広告を制作しました。
まずはテレビCM「鬼のゆく道 登場」篇をご覧ください。
いかがですか? 私は初めて見たとき「なんで鬼なの?」「なんで問いかけるの?」と思ってしまいました。なぜ鬼になったのか、どんな想いがあったのか、担当メンバーに聞いてきました。
自分に、誰かに、「問う」ことを出発点に
JT パブリックリレーション部の蔭山健太(かげやま けんた)さんと大平崇依(おおひら すうい)さんにお話を聞きました。
「心の豊かさ」は、変わっていくもの
今回の取材で印象に残ったのは、人々の価値観が変わっていくと、その時代にあった「心の豊かさ」も変わっていくという言葉。「心の豊かさ」は人それぞれでいいものだし、変わっていっていいものなんですよね。きっと私も仕事の経験を積んでいったり、生活環境が変わったりすれば、パッと浮かぶ「心の豊かさ」も変わるのだろうと思います。
そして「心の豊かさ」を自分に問いかけることは、周りの人を思いやることだったり、未来への想像力を働かせることだったりするんだろうと思いました。「心の豊かさ」って、立ち止まって考えられる心のゆとりを持つことなのかなぁ、今回の取材でそんなふうに私は感じました。