初級編その104 大人の息ぬきのお作法。

[今回のひとこと]「いきぬき」と、「いきぬく」は似ている。

人間、時々、外の空気を吸うこと。出かける時は、ケータイだけじゃなく、ケータイ灰皿も忘れないこと。

コンビニの前であるとか、平気で腰を降ろさないこと。ましてやそこで、一服しないこと。

いつも、一冊くらいは本を持ち歩くこと。できれば、ちょっと難しい本で、大人気分を満喫すること。

コーヒーショップでは、砂糖をあまりたくさん入れないこと。女の子の前では、ブラックで気取ること。

部屋にこもる日があってもいいですが、こもった空気と、ヘンな匂いは、定期的に入れ替えること。

できあいのものばかり食べないこ世紀の日本で栄養失調にならないこと。

使った皿も灰皿も、そのまま放置しないこと。片付けも、立派なリフレッシュであると知ること。

あくまでも息ぬきとして、ゲームの世界を訪れること。結局、朝まで息ぬきしないこと。

ひとりの部屋で、ブツブツとつぶやくよりは、SNSなどで広く世間につぶやくこと。

シャワーだけでなく、ちゃんと湯船にもつかること。大人の「ひとりカラオケタイム」を堪能すること。

バイトでも何でも働いてみること。その厳しさに触れ、一服や休憩のほんとうの歓びを知ること。

ギャンブルも立派な息ぬきですが、それで生計を立てようなどと、夢にも思わないこと。

お酒は「あ、気持ちいいな」というレベルでやめておくこと。飲みすぎて、翌日の自分を苦しめないこと。

今後ますますお寒い時代となりますが、一歩一歩を心掛け、ジョジョに成長していくこと。

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