初級編その081 ビーチリゾートでのお作法。

[今回のひとこと]「ああ、夢のオイルマッサージ、あおむけ。」

ビーチリゾートの一日は、太陽よりも早起きすること。日の出の美しさに心揺さぶられること。

涼しいうちに、できるだけ散策するにと。海の色に、びっくりすること。

朝食後、またベッドで寝ないこと。とはいえ、立てた計画の奴隷にならないこと。

南国での一服は、潮の香りをブレンドすること。その時ポイ捨ては、決してしないこと。

リゾート地では、南方の魚類に負けないくらい、カラフルな水着で決めること。

言うまでもなく肉体は予め改造しておくこと。でも、できてなくても、そんなに気にしないこと。

ビーチでは基本、何もしないことを楽しむこと。わが国もそろそろ、リゾート慣れすること。

灼熱の日昼は、主に読書タイムとすること。内容も重量も、重めの本はさけること。

ヤシの実のジュースが、思ったほどおいしくなくても、大人はそれを口に出さないこと。

ビーチでは、やみくもに人にカメラを向けないこと。視線という暴力を振るわないこと。

もし、のんびりに飽きてしまったら、マリンスポーツに挑むこと。潜った時は3Dの水族館を堪能すること。

時には男子もスパ&amp;エステで癒されること。花びらを浮かべたお風呂にも入ってみること。

火遊びを目的に来た人も、失敗したら、水遊びに専念すること。

長期滞在する場合、ホテルの敷地にこもるのではなく、ご当地の人との交流も楽しむこと。

貝がらを拾うのも立派なレジャーと考えること。お金で買えない思い出とすること。