大人たばこ養成講座

初級編 その075 野フェスのお作法。

  • 「今回のひとこと」「音楽はもともと、野外で生まれた。」
  • テントなど、荷物の山に気を取られ、肝心のチケットを忘れないこと。
  • 会場付近の渋滞は、イライラせずに、鼻歌および一服でやりすごすこと。
  • タイムテーブルをチェックすること。複数のステージがある場合、移動時間も考慮すること。
  • 同行メンバーに音楽性の違いがあれば、ムリせず一旦解散し、別々の会場に赴くこと。
  • 身軽さを心掛けるも、帽子やタオルは常備すること。うちわを持つ人はそれをギター風に奏でないこと。
  • 知らないアーティストでも、一曲は聴いてみること。フェスならではの思わぬ出会いに期待すること。
  • 生音に身をゆだね、生をぐいっとあおること。なまった体を動かして、たまったものを随時発散すること。
  • お目当ての出番となったら、ステージに接近すること。ビッグな人がビッグに見える地点まで、詰めること。
  • 貫禄が、腹についてしまった海外アーティストも、精いっぱい暖かく迎えること。
  • そしてシャウトし、ジャンプし、熱狂すること。ただし周囲を見渡す冷静さを失わないこと。
  • 時々は、木陰でゴロゴロすること。プロの歌声を、もっとも贅沢な子守歌とすること。
  • 食べることも、フェスのひとつの歓びとすること。紙皿も吸いがらも、規定の場所に貯めること。
  • 雨に打たれたら余計燃えること。でも、ぬかるみ等には充分注意すること。
  • 晴れた日の夕焼けは、絶対見逃さないこと。音楽とともに天然のライティングにも感動すること。
  • 暮れゆく中で一服すること。煙がどこに向かうのか、火照った頬をなでる風で、察知すること。