メンテナンスのポイント

利用している分煙アイテムを効果的に利用するためには、機器の定期的なメンテナンスが必要不可欠です。排気口や分煙機など、主な分煙アイテムのメンテナンス方法を紹介していきます。

業務用のメンテナンス&清掃ポイント

排気口のメンテナンス

排気口は、ほこりやヤニが付着することで目詰まりを起こして、十分な排気ができなくなってしまう場合があります。必ず、定期的な清掃を心がけましょう。

カーペット・床のタイルのメンテナンス

長期間使用していると、カーペットや床のタイルにもニオイが付着してしまいます。ニオイが気になる場合は、設置した床材メーカーの指示に従って、クリーニングや張り替えを行いましょう。

壁・天井のメンテナンス

壁や天井に付いたヤニは美観を損なうとともに、ニオイの新たな発生源となりますので、定期的に清掃を行うようにしましょう。それでも汚れが落ちない場合は、壁・天井の壁材を塗り替えたり、張り替えたりするのもひとつの方法です。一般的に、白色系の内装は汚れが目立ってしまいますので、木目調など、汚れが目立たない色を選ぶことも改装のポイントです。

分煙機のメンテナンス

分煙機の本体内部にヤニが付着すると、ニオイの新たな発生源になることがあります。メーカーと相談しながら、フィルターの交換や内部清掃を定期的に行いましょう。メンテナンスの費用はメーカーにより差がありますが、カウンター型で1回11,000円〜、天井カセット型で1回16,000円〜といわれています。

灰皿の清掃ポイント

喫煙時のニオイ以外にも、灰皿内の吸殻がニオイの原因になることがあります。たばこの吸殻は、吸い終わった時点で蓋付きの吸殻入れに捨てるなど、小まめに管理するようにしましょう。

また、灰皿の中に水を張ることがありますが、そのニオイが気になる場合は灰皿の中には水を張らず、周囲に水を張った小容器を設置して、その水で一端たばこの火を消してから蓋付きの吸殻入れに捨てるとよいでしょう。

一般用のメンテナンス&清掃ポイント

脱臭機・空気清浄機の清掃

フィルターの吸い込み口にほこりなどが詰まると、機器の性能が低下しています。また、汚れて交換時期を過ぎたフィルターを使用していることもニオイの原因となるため、取扱説明書を参考にして清掃やメンテナンスを行いましょう。

壁・天井の清掃

壁や天井に付いた汚れは美観を損なうとともに、ニオイの新たな発生源となります。定期的に清掃を行うようにしましょう。また、ビニールの壁紙の場合は、中性洗剤などで汚れを拭き取ることもできます。部屋の隅など、目立ちにくい部分で試してから実戦してみましょう。

室内の清掃

高気密化が進んだ住宅では、どうしてもニオイがこもってしまいます。カビや湿気によるニオイをはじめ、さまざまな生活臭を予防するため、部屋の空気は定期的に入れ替えるようにしましょう。

布製品の清掃

ニオイや生活臭は布製品にも付着します。頻繁に洗濯することが難しい室内のカーテンやカーペット、ファブリック・ソファなどには、各メーカーから発売されている消臭スプレーを利用するのも有効です。消臭スプレーは、外出時に衣類に付着してしまったニオイの除去にも向いています。