「受動喫煙防止対策市民検討委員会報告書」に関するコメント

今般、美唄市において取りまとめられました「受動喫煙防止対策市民検討委員会報告書(以下、報告書)」について、日本たばこ産業株式会社(以下、JT)の意見を以下のとおり申述いたします。

美唄市におかれましては、2015年7月より「美唄市受動喫煙防止対策市民検討委員会(以下、検討会)」を開催され、2015年11月に報告書を取りまとめられたものと承知しております。

JTは、参考人として第2回 検討会で意見陳述の機会をいただき、市民マナーの向上と官民一体となった実効性のある屋内外の受動喫煙防止対策をご提案し、それに対する協力の申し出をさせていただきました。
(※ 参照: JTの意見陳述内容については当ウェブサイトにて公開しています)

また、一部委員の方から、JTの企業活動がFCTC(たばこ規制枠組み条約)第13条に違反しているとのご指摘をいただきましたが、FCTC・国内法令ともに抵触していないとのJT見解を検討会へ提出させていただいており、改めて同書面を添えさせていただきます。

JTは、これまで「たばこを吸われる方と吸われない方の協調ある共存社会の実現」に向け、様々な活動に取り組んでおります。美唄市におきましても、JTは引き続き、美唄市のマナー向上と喫煙についての課題解決に向けた分煙コンサルティングの知見の提供等で、最大限の協力をさせていただくことで市政へ貢献したいと考えております。

美唄市におかれましては、今後、市議会にて議論が継続されていくものと承知しておりますが、全ての関係者が理解納得し、官民一体となった取り組みが図れますよう、引き続き市民や事業者などからも幅広く意見をお聞きいただけますよう、よろしくお願いいたします。

2015年11月16日
日本たばこ産業株式会社
北海道支社長 近田仙之