「がん対策推進基本計画」の閣議決定について

6月15日、厚生労働省において検討されてきました「がん対策推進基本計画」が、政府により閣議決定されました。

「がん対策推進基本計画」では、たばこ対策の目標について、「すべての国民が喫煙の及ぼす健康影響について十分に認識すること、適切な受動喫煙防止対策を実施すること、未成年者の喫煙率を3年以内に0％とすること、さらに、禁煙支援プログラムのさらなる普及を図りつつ、喫煙をやめたい人に対する禁煙支援を行っていくことを目標とする。」とされています。

弊社では、これまでも、製品への法令等を遵守した注意文言の表示や、適切な分煙の推進、また、未成年者の喫煙防止対策の推進など様々な活動に真摯に取組んできております。一方、この計画の中に喫煙者率引き下げに関する目標を設定すること、及びたばこの価格・課税政策を示すことについては、それぞれ反対の意見を表明してきました。

弊社では、今後も引き続き、喫煙に関する適切な情報の提供、適切な分煙の推進による、たばこを吸われる方と吸われない方の協調ある共存を目指した活動に取組むとともに、とりわけ、未成年者の喫煙防止対策として、2008年度上期には、日本たばこ協会、全国たばこ販売協同組合連合会、日本自動販売機工業会とともに、業界を挙げて、成人識別機能付たばこ自動販売機の全国稼動を行いますので、皆様のご支援をいただきますようお願いします。