喫煙者が、普段の銘柄からタール・ニコチン量の少ない銘柄に変更したときに、喫煙本数が増えたり、吸いこむたばこの煙量や回数が増えることがあります。これを補償喫煙といいます。このような現象が起きることはあり、したがって低タール・ニコチン銘柄に変更したときに、喫煙者が取り込むタール・ニコチンの量が実際にどの程度減少するのかは、一概には言えません。ただし、この現象は、低タール・ニコチン銘柄に慣れるにつれもとの状態に戻る一時的なものである可能性もあります。
一般的には、低タール・ニコチン銘柄の喫煙では煙の取り込み量は少なく、高タール・ニコチン銘柄の喫煙では煙の取り込み量は多くなりますが、たばこの吸い方により煙の取り込み量は異なってきます。