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コロンブスが新大陸に到達した結果、新しい食物や果物などと一緒に 「たばこ」も世界各地に伝播されることとなりました。 この章では、「たばこ」がどのような経路で世界へ渡ったのかを解説します。 |
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コロンブスの新大陸(=アメリカ大陸)への到達は、世界に大航海時代への門戸を開きました。この出来事により、世界中で人々の交流が盛んになるとともに、それぞれの国の産物が紹介され合うようになったのです。
まず、新大陸からヨーロッパへは、トウモロコシやジャガイモなどが移入され、ヨーロッパから新大陸へは、麦などの穀類から牛や馬といった家畜が渡来しました。この時、ヨーロッパへ「たばこ」が伝来したのです。
「たばこ」は当初、観賞用の植物であるとともに、薬草としてとらえられていましたが、次第に喫煙の風習が広まり、嗜好品として流行しました。それがやがて、世界各地に伝えられていったのです。 |
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