R&Dグループの施設紹介
Leaf Tobacco Research Center
葉たばこの遺伝子研究、品種開発、生産技術開発、病虫害防除技術開発および成分分析技術開発を担う研究所。
分子生物学、植物生理学、植物病理学や分析化学などの幅広い分野を取り扱う施設です。
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栽培試験圃場
実際の葉たばこ栽培環境に近い屋外での試験が可能な東京ドーム4個分の圃場
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育苗ハウス
栽培試験圃場に植える苗を育てる施設
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作業舎
栽培試験圃場に隣接した各種作業用の施設
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乾燥用パイプハウス
主にバーレー種の乾燥工程の前半2週間に使用する施設
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バーレー種乾燥室
主にバーレー種の乾燥工程の後半2週間に使用する施設
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黄色種乾燥施設
主に黄色種の乾燥に使用する施設
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種子保管室
発芽率の低下を防止するため種子を冷蔵保管する施設
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栽培実験施設
テニスコート約6面分の面積を有する大規模な屋内栽培用の施設
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人工光型栽培室
光の波長変更が可能なLED照明にて葉たばこの栽培が可能な施設
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昆虫実験棟
たばこ原料や製品の貯蔵中に発生する害虫の研究を行う施設
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成分分析室
たばこ原料に含まれる成分を分析する実験室
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遺伝子実験室
品種開発を目的とした遺伝子研究を行う実験室
栽培試験圃場
実際の葉たばこ栽培環境に近い屋外での試験が可能な圃場。 東京ドーム約4個分の面積を有しており、品種・生産技術・病害虫防除技術などの開発を目的とした様々な栽培試験を行っている。
育苗ハウス
栽培試験圃場に植える苗を育てる施設。栽培試験に用いられる多種多様な葉たばこを、それぞれの生育に合せた温度・水分管理のもと育てている。
作業舎
培試験圃場に隣接した各種作業用の施設。主に収穫したタバコ葉の乾燥準備と乾燥後の保管場所として利用されている。
乾燥用パイプハウス
主にバーレー種の乾燥工程の前半2週間に使用する施設。内容成分の変化を妨げない緩やかな脱水が可能な温湿度となるよう手作業で管理を行っている。
バーレー種乾燥室
主にバーレー種の乾燥工程の後半2週間に使用する施設。スムーズな脱水を行うための湿度制御用機械を用いて管理を行っている。
黄色種乾燥施設
主に黄色種の乾燥に使用する施設。電子制御により段階的に温度を変化させることが可能な機器を用い、約1週間で内容成分の変化から脱水までの乾燥を行う。
種子保管室
発芽率の低下を防止するため種子を冷蔵保管する施設。世界中から収集またはLTRCにて開発した4万を超える種類の種子を保管し、研究所内での試験利用に加えて一部社外研究機関への提供も行っている。
栽培実験施設
テニスコート約6面分の面積を有する大規模な屋内栽培用の施設。温湿度、日射量、養水分などの環境条件を制御した施設の中で様々な栽培試験を行っている。
人工光型栽培室
光の波長変更が可能なLED照明にて葉たばこの栽培が可能な施設。照射される波長の違いによる葉たばこの生育や内容成分の変化を把握するための試験に用いられている。
昆虫実験棟
たばこ原料や製品の貯蔵中に発生する害虫の研究を行う施設。害虫の生態や行動特性を調査し、防除技術の開発を行うため、施設内で研究対象害虫の飼育も行っている。
成分分析室
たばこ原料に含まれる成分を分析する実験室。ガス・液体クロマトグラフィーを用いて、香り成分などの様々な物質の定性および定量分析を行っている。
遺伝子実験室
品種開発を目的とした遺伝子研究を行う実験室。次世代シークエンサーなどの解析機器を用いて葉たばこの遺伝子情報を読み取り、病害抵抗性の判定や有用遺伝子の同定を行っている。