喫煙所をはじめとした“まちかど”にアートを加え地域社会に貢献
「LightUp Galleryプロジェクト」が始動
~第一弾は宮崎県延岡市~

2023/10/13

JTは、当社が推進する地域のためになるひと工夫を喫煙所などの“まちかど”に加える取り組み、「まちかどTOPPING」の一環として「LightUp Galleryプロジェクト」を発足しました。

「LightUp Galleryプロジェクト」

「LightUp Galleryプロジェクト」とは、「まちも、ひとも、アートで照らす」をコンセプトに、喫煙所をはじめとした“まちかど”に、アートを通して地域ならではの価値を加えることで、「ひと」や「まち」、「ひと」や「ひと」をつなぐ架け橋となり、地域社会に貢献することを目的としたプロジェクトです。
同じ想いを持つ方々と協働しながら「アートが持つちから」でこれまで以上に地域の魅力を高め、発信することを目指しています。

「LightUp Galleryプロジェクト」第一弾は、宮崎県延岡市!

2023年9月30日より、「LightUp Galleryプロジェクト」のコンセプト及び目的に共感いただいた延岡市・HI合同会社・株式会社すみなすと協働し、本プロジェクトとして第一弾となる「LightUp Gallery in 延岡」を開始しました。
「LightUp Gallery in 延岡」では、多様な考えやアイディアを認め合いながら延岡市の魅力を「再発見」していきたいという想いから、「再発見」「あ!」「え!」「お!」をテーマとしたアート作品を延岡市役所に掲出しています。また、プロジェクトのお披露目式では、延岡市と株式会社すみなすの主催でワークショップも開催し、地域の皆様と一緒にアート作品の創作を行いました。

本プロジェクトを通し、地域の方々が延岡市の「ひと」や「まち」の魅力を考え、認め合い、再発見する機会の創出を目指します。

掲出場所

アート作品の詳細は株式会社すみなすのウェブサイトをご確認ください。

> LightUp Gallery in 延岡(株式会社すみなすサイト)別窓で開く

市役所喫煙所

市役所前垂幕

お披露目式

集合写真(写真左から: JT宮崎支社長 柏木泰佑、HI合同会社 平原依文氏、延岡市長 読谷山洋司氏、株式会社すみなす 西村史彦氏、宮崎県立延岡しろやま支援学校長 出水梯二氏)

ワークショップ

プロジェクトに関するコメント

延岡市市長: 読谷山 洋司氏

延岡市は、現在「親なき後の暮らし支援策」として『「衣・医・食・職・住」ごちゃまぜでつながる安心創造拠点の整備』や「障がい者雇用倍増計画」に取り組むなど、障がいのある方もない方も、誰もが安心して暮らせる共生のまちづくりに注力しています。
「LightUp Galleryプロジェクト発祥の地」として、全ての人が輝く「垣根のない」社会づくりに尽力してまいります。

HI合同会社: 平原 依文氏

初めまして!「世界中の境界線を溶かす」を軸に活動しているHIの平原依文と申します。
この度、まちや人の可能性に光を灯すアートプロジェクト「LightUp Gallery」を延岡で開催できることをとても嬉しく思います。「延岡の1番の魅力は人です」。昨年初めて延岡の地に訪れ、出会った一人ひとりの方々から頂いたこの言葉を今でも忘れられません。そんな皆さんとの対話の背景もあり、今回「人づくりがまちづくり」をコンセプトとさせていただきました。「LightUp Gallery in 延岡」を通じて、皆さんがご自身の中にある「可能性」を発見し、その可能性という名の「光」の力で延岡を更に色鮮やかに灯していけたら嬉しいです。

株式会社すみなす: 西村 史彦氏

株式会社すみなすの西村史彦と申します。
僕は「生きづらさをおもしろさに転換する」世界の実現を目指しています。
今回のプロジェクトでは、街や人の中にある様々な障害や障壁が、認め合えて、溶け合えることによって、それぞれの個性が開き、コンセプトである「人づくりが街づくり」に繋がることを目的としています。皆様にとって人や街の良い捉え直しという意味での再発見ができる機会になると嬉しく思います。

協働先概要

HI合同会社

2022年設立。パーパスである「世界中の境界線を溶かしていく」を軸に、次世代リーダーとの共創を通じて企業・自治体・教育機関に対してSDGsを始めとするグローバルな社会課題を解決するコンサルティング企業。

> HI合同会社別窓で開く

株式会社すみなす

2019年設立。病気や障がいなどの理由から「働きづらさ」や「生きづらさ」を抱える人々が、アーティストとして自分らしい形で経済的社会参加ができる就労継続支援B型サービスを提供。

> 株式会社すみなす別窓で開く

まちかどTOPPING

まちかどTOPPINGは、共存社会の実現に向けた取り組みの一環として、喫煙所をはじめとするまちかどへ新たな付加価値をつける活動です。「ひと工夫で、地域にいいこと」をコンセプトに、“まちかど”にある喫煙所へ「防災」「アート」「観光」といった新たな価値を“トッピング”します。地域の魅力を発信したり、防災機能を備えたりと、様々な役割で地域住民の方々に貢献する、新しいカタチの喫煙所づくりを目指しています。多くの方々にとって利用価値のある空間の創出を通じて、吸う人も吸わない人も、共存できる社会の実現に貢献していきます。

> 「まちかどTOPPING」