森林保全活動「JTの森 鶴岡」
山形県、鶴岡市、地元森林組合との森林保全協定を5年間延長

2019/02/19

JTは、2019年3月末に満了を迎える「やまがた絆の森(JTの森 鶴岡)」の森林保全協定を延長し、2019年4月から2024年3月までの5年間において、3期目の活動に取り組みます。

JTは、山形県が推進する「やまがた絆の森づくり事業」に賛同して、山形県・鶴岡市・下川生産森林組合と「やまがた絆の森(JTの森 鶴岡)」協定を締結し、2009年4月から2期10年にわたり協働で森林保全活動を行ってきました。「JTの森 鶴岡」の活動地は、県・市・生産森林組合が所有する約25ヘクタールのクロマツを主体とした海岸砂防林であり、庄内海岸からの強風や飛砂(ひさ)から地域の暮らしや農作物を守る機能を担っています。

「JTの森 鶴岡」1~2期では、松くい虫(病害虫)により樹勢が弱り、枯れて荒廃したクロマツ林の機能向上を目指し、疎林化した場所への植栽、松くい虫被害木の伐採、外来植物ニセアカシアの除去等を進めてきました。
3期については、防風・砂防機能が低下した林帯の再生と、これまでに植栽した幼木の健全な育成を中心とした整備を行い、海岸砂防林の更なる機能発揮を目指します。

また、本協定延長に伴い、2019年2月25日(月)に鶴岡市役所において、沼澤好德(ぬまざわ よしのり)庄内総合支庁長立会いの下、皆川治(みなかわ おさむ)鶴岡市長、田中実(たなか みのる)下川生産森林組合組合長理事、小川千種(おがわ ちぐさ)JT執行役員サステナビリティマネジメント担当が、「やまがた絆の森(JTの森 鶴岡)」協定の締結式を行います。

JTグループは、責任ある地域コミュニティの一員として、自然・社会・人間の多様性に価値を認め、「環境保全」、「災害分野」、「格差是正」の三領域を重点課題と位置づけ、様々なステークホルダーとともに社会貢献活動に取り組んでいます。「環境保全」領域のプログラムである「JTの森」は全国9か所で展開しており、自治体、森林組合等とのパートナーシップと、従業員ボランティア参加型の森林保全活動を通じた地域コミュニティとの交流を特徴としています。

今後も、健全で豊かな環境が将来の世代に引き継がれるよう、より良い環境の創造に向けた積極的な取り組みを進めていきます。

【活動内容】

名称 概要
JTの森 鶴岡(3期) 実施地 山形県鶴岡市下川字龍花崎(山形県有林、下川生産森林組合所有林)
山形県鶴岡市下川字七窪(鶴岡市有林)
面積 25.33ヘクタール
森林概要 クロマツ主体の海岸砂防林
活動内容 伐採、植栽、下草刈り、枝打ち、防風柵設置 など
活動期間 2019年4月1日より 5年間