事業概要
JTグループは、130以上の国と地域で製品を販売するグローバルたばこメーカーです。
たばこ事業に加え、医薬事業と加工食品事業も展開しています。
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売上収益構成比(2023年度)
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従業員数構成比(2023年12月末現在)
たばこ事業
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たばこ事業は、2022年よりスイス・ジュネーブに本社機能を設け、世界各国でたばこ製品を製造販売しています。
主な市場として、日本、フィリピン、台湾、イタリア、スペイン、英国、ルーマニア、ロシア、トルコが挙げられます。製品ポートフォリオにはPloomやLogicなどのRRP*に加え、Winston、Camel、MEVIUS、LDといったCombustiblesのトップブランドがあります。
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RRP(Reduced-Risk Products):喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品
グローバルな事業基盤
たばこ事業は、販売数量で世界第3位*1を誇り、世界におけるCombustibles販売数量シェア上位10ブランドのうち3ブランド*2を製造・販売しています。
お客様に信頼される高品質なたばこづくりを目指し、グローバルな製造体制を構築しています。2023年12月末時点で、日本国内では3つのたばこ製造工場および2つのその他たばこ関連工場が、日本を除く27の国・地域では33のたばこ製造工場(その他たばこ関連工場含む)が稼動しています。
*1
China National Tobacco Corp.(中国専売公社)を除く
*2
2022年度データ
たばこ事業における主要市場シェア(2023年度)
(注)
シェアは、CombustiblesおよびHTP(heated tobacco products)のたばこ総需要に基づいて算出
医薬事業
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医薬事業は、「循環器・腎臓・筋」「免疫・炎症」「中枢」の3領域を中心に、医療用医薬品の研究開発、製造販売を行っています。
主要な製品には、「コレクチム®軟膏0.5%、0.25%」「リオナ®錠250mg」「エナロイ®錠2mg、4mg」などがあります。
加工食品事業
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加工食品事業は、冷凍麺、冷凍お好み焼、パックごはんを主力とする冷食・常温事業、酵母エキスなどを主力とする調味料事業を展開しています。
主要な製品には、冷凍麺の「さぬきうどん」や、冷凍お好み焼の「ごっつ旨いお好み焼」、酵母エキス「バーテックス」などがあります。
さぬきうどんは、今年、発売50周年を迎え、現在では、年間約6億食を製造・販売しています。