オーラルケアタブレット「Chupica(チュピカ)」誕生のきっかけとなった「mouthpace(マウスペース)」が、国際宇宙ステーション(ISS)搭載品として三度目の宇宙へ!

2025/03/21

JTとTSUYOMI株式会社及び株式会社山河の三社で共同開発した、宇宙から四季を感じるタブレット型ハミガキ&マウスウォッシュ「マウスペース」が、2025年3月15日(土)に打ち上げた国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)の大西卓哉宇宙飛行士が搭乗する長期滞在ミッションでISSに搭載されました。2022年10月の初搭載以降、三度目の搭載となります。

搭乗機「クルードラゴン宇宙船運用10号機」はアメリカのフロリダ州にあるケネディ宇宙センター発射台から発射。大西卓哉宇宙飛行士は約半年間、ISSに滞在をする予定となっています。

JTは2020年に、JAXAが推進するプログラム「THINK SPACE LIFE」プラットフォームへインキュベーションパートナーとして参画。以降、宇宙という閉鎖環境の極限状態における「心の豊かさ」を探索するとともに、多様な企業・研究機関・クリエイターとの間において、宇宙と地上における「心の豊かさ」に必要な生活用品・サービスの創出を目指してきました。このプラットフォームを通したワークショップにおいて「マウスペース」を開発し、一般向けに改良し販売している製品が「チュピカ」です。

2024年4月1日よりNPO法人ミラツクが運営

■ Chupica(口腔ケアタブレット)

Chupicaはタブレット型歯磨き粉を展開するTSUYOMI(株)が開発したタブレット型ハミガキ&マウスウォッシュです。Chupicaは口に含んで噛むことで発泡し、水が貴重な宇宙環境でも手軽に口内をリフレッシュすることができないかという想いから開発しました。

■ D-LABとは

2020年に組織化されたJTのコーポレートR&D組織。「D-LAB=Delightful Moment - Laboratory」の意。JTG Purpose「心の豊かさを、もっと。」の具現化に向け、 長期視点で、JTグループのまだ見ぬ「心の豊かさ」を研究・探索・創造する。活動は「心の豊かさ」を提供価値の起点としており、トライアル・アンド・エラーを繰り返しながら常に約100件以上のプロジェクトを進めています。