大人たばこ養成講座

初級編 その087 古都のお作法。

  • [今回のひとこと]「鹿の健康を考えて、鹿せんべいは、米ぬかでできている。」
  • 古都への移動の数時間は、数百年をさかのぼるタイムスリップと心得るコト。
  • 修学旅行の学生とかぶらないプランニングをすること。ただし、的をはずしすぎないこと。
  • さっそく小路を散策すること。落ちつきのある建造物に、心を落ちつかせること。
  • 人ごみでの歩きたばこもポイ捨ても、決してしないこと。自分より年上の町並みに敬意を表すこと。
  • お寺や神社は、ゆっくり回ること。でも、拝観時間の終了は意外と早いので、注意すること。
  • 階段をのぼったとして、神社の手水でノドを潤さないこと。柄杓に口をつけないこと。
  • お寺の庭園は、まったりしつつ、いくつもの角度から眺めること。限られた空間に宇宙を見ること。
  • 何でこれほど大きいのか、何でこれほど多いのかと、けた違いの仏像ワールドに心を揺さぶられること。
  • 座禅、茶の湯、懐石など、古都ナラではの体験をして、キョウトいう日を満喫すること。
  • そのあと一服するならば、たばこに人生を見ること。しだいに短くなるものに思いを重ねること。
  • 人力車にも、恥ずかしがらずに乗ってみること。音声ナビがついているオープンカーで風を切ること。
  • お座敷に急ぐ舞妓さんを、あまり足止めしないこと。いわば通勤途中ですから、ジャマしないこと。
  • ペナント、木刀、王将など、よほどの理由が無い限り、大人はお土産にしないこと。
  • 清水の舞台から飛び降りるつもりで、ちょっといい宿にすること。彼女へのサプライズとすること。
  • 大の字になって、一日の疲れをとること。ほてった体をゆるやかにしずめること。