初級編その065 鮨屋でのお作法。

「今回のひとこと」「響油さしから醤油がたれる。男だったらよくわかる。」

大人は、回転しない鮨屋にも行くこと、敷居が高くても店の周りをぐるぐるしないこと。

大勢で行って騒がないこと。ただし「諭吉」はなるべく多く連れて行くこと。

握りの前に軽くつまむこと。魚へんの湯のみがあれば、軽く話のネタにすること。

一服を堪能しつつも、出されたものは、すぐさまいただくこと。

そもそも、始終たばこを吸わないこと、吸う時は煙の行方に配慮すること。

握りは、基本、白身系から入ること。徐々に濃厚なものへと、流れをもっていくこと。

ハシで食べるか、手で食べるか。周りに惑わされることなく、好きなほうでやること。

おろしたり、むいたり、握ったり、賢人の華麗な手つきにうっとりすること。

ネタにのみ少量のしょう油をつけること。ごはんを上にしながらロに入れること。

とはいえ軍艦巻きを、むりやり逆さにしないこと。ウニやイクラをしょう油に沈没させないこと。

旬のネタは、おいしいうえにリーズナブルなので、積極的にオーダーすること。

味に感服した際は、軽くうなずきながら、板さんにアイコンタクトを送ること。

脂ぎった中年と、光りもの女性のカップルは、たばこの煙をはく際にチラッと見るにとどめること。

途中途中、ガリでロの中をリセットすること。ラスト、赤だしでしめること。

勘定前に一服すること、覚悟があるとはいえ、会計に軽くショックを受けながら店を出ること。

未成年者の喫煙は禁じられています喫煙マナーをまもりましょうあなたの健康を損なうおそれがありますので吸いすぎに注意しましょう