初級編その050 フランス料理でのお作法。

［今回のひとこと］「目鼻口で味わえば、ワインは3倍うまくなる。」

ランチでお店の偵察をしておくこと、たばこが吸えるお店かどうかも確認しておくこと。

当日は、身ぎれいな恰好で行くこと。とはいえ服装のことで、あまり気をもまないこと。

ホストのメニューにのみ、值段が書いてございますので、予算は指先で伝えること。

ワイングラスをくるくるし、香りを愉しむこと。その際は、たばこの火を消すこと。

ぜんばんから、バンでおなかをバンバンにしないこと。

前菜が運ばれて来たら、フォークとナイフはいちばん外側から使うこと。

スーブは、音をたてないこと。テーブルの上の音は会話だけにすること。

料理の合間の一服は、煙の行方に配慮すること。回りのテーブルにも目を配ること。

どこから手をつけるべきか、ぜんぜんわからない創作料理におたおたしないこと。

「フォアグラはガチョウを強制収容して肝臓を肥大させたものだよ」と、料理がまずくなる解説をしないこと。

ワインはゆっくり味わうこと。下心だけで、二本目のワインに突入しないこと。

2時間すぎてもよい姿勢を保つこと、魚や肉を猫背で犬食いしないこと。

メインディッシュが皿からこぼれてしまった時、つい三秒ルールで食べちゃわないこと。

一服をキメながら、デザートやチーズのように、甘くとろける言葉を囁くこと。

シェフには感謝の気持ちを伝えること、言葉のフレンチキスでさよならすること。

未成年者の喫煙は禁じられています喫煙マナーをまもりましょうあなたの健康を損なうおそれがありますので吸いすぎに注意しましょう