用語

分煙を理解する上で欠かせない38の用語について掲載しています。

分煙に関する38の用語

用語 意味
アンダーカット 室内への風通しを目的に扉、壁などの下部等に設けた開口のこと。
アンダーフロアー空調(アンダーフロアークウチョウ) 床吹き出し空調のこと。
ガラリ 室内への風通しを目的に扉、壁などに取り設ける(ブラインド状の羽根板を平行に取り付けた)通気口。
換気(カンキ) 室内の空気を排出して、室外の空気(=外気)と入れ換えること。
換気扇(カンキセン) 壁や窓などに取り付けて、モーターで羽根を回転させて室内の空気を排出する電気器具。
基礎工事(キソコウジ) 建築物の傾きや沈みを防止するために、建物の重みを地盤に伝える基礎を設置する工事。
給気(キュウキ) 室内に空気を取り込むこと。またはその空気。
給気口(キュウキコウ) 室内に空気を取り込むために、ドアや壁面、天井面などに設ける開口部。
気流(キリュウ) 空気の流れ。
空気清浄機(クウキセイジョウキ) ほこりやニオイの低減を目的とした機器。
クランク 衝立などによって作られる入口動線のこと。
軸流ファン(ジクリュウファン) 羽根の回転によって空気が軸方向に流れるファンのこと。ダクトの途中の狭い空間に設置できる。扇風機のような羽根をもち、プロペラファンという。
自然換気(シゼンカンキ) 換気扇などの機械を使わずに、自然の風や温度差を利用して行う換気のこと。
消煙機能付き灰皿(ショウエンキノウツキハイザラ) 自動的に消煙を可能とすることにより、吸殻がくすぶって煙を発生させることを防止する機能を有した灰皿。
袖壁(ソデカベ) 「壁を伝わる煙の流れ」を遮ることを目的に、喫煙エリア(スペース)と禁煙エリア(スペース)の境界部に壁面より突き出した板壁。
第1 種換気方式(ダイイッシュカンキホウシキ) 給気、排気ともに機械(ファン、送風機)で強制的に行う換気方法。
第2 種換気方式(ダイニシュカンキホウシキ) 「機械給気」+「自然排気」で行う換気方法(室内は正圧)。
第3 種換気方式(ダイサンシュカンキホウシキ) 「自然給気」+「機械排気」で行う換気方法(室内は負圧)。
脱臭機(ダッシュウキ) ニオイの除去を主目的とした機器。
多翼型ファン(タヨクガタファン) 遠心力で換気をするタイプで、多数の羽根が付いた円筒状のファン。外風の強い場所やダクト排気を行わなければならない場所に使用する。シロッコファンという。
垂壁(タレカベ) 「天井を伝わる煙の流れ」を遮ることを目的に、喫煙スペースと禁煙スペースの境界部の天井部より垂らした板壁。
中間ダクトファン(チュウカンダクトファン) 本体(ファン含む)は天井裏に設置し、ダクトにより各排気口と接続。また、本体からダクトを経由し室内空気を屋外に排出する。
天井埋込形換気扇(テンジョウウメコミガタカンキセン) 天井裏にダクト配管して排気する方式のもの。本体は天井裏に設置するため、室内から見えるのはルーバーだけとなる。
難燃性(ナンネンセイ) 火の中では燃えるが火元を取り去ると速やかに鎮火する「自己消火性」を有する「防炎物品」のこと。
二次臭(ニジシュウ) 喫煙時に発生するニオイ(一次的な臭気)ではなく、灰皿や吸殻、室内の汚れなどから発生する二次的な臭気。
パーティション 既製の簡易間仕切り壁のこと。
排気(ハイキ) 空気を外に排出すること。またはその空気。
排気口(ハイキコウ) 室内の空気を屋外などに排出するために、壁面や天井面などを設ける開口部。
光触媒(ヒカリショクバイ) 太陽や蛍光灯などの光に含まれる紫外線が当たると、その表面で強力な酸化力が生まれ、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去することができる環境浄化材料。
引き戸(ヒキド) 扉上下に設けたレールなどに沿って左右に移動させることによって開閉する形式のドア。
開き戸(ヒラキド) 扉の左右いずれか片側を丁番などで支え、それを軸にして回転するドア。
負圧(フアツ) 2つの圧力差のある空気に対して、圧力が低い空気の状態。空気を引っ張ることを意味する。逆は正圧。
空気は、正圧から負圧に向かって流れる。
フラップ 気流の方向を制御する可変の翼。
分煙機(ブンエンキ) たばこの煙の低減を目的とする機器(ただし、ニオイを完全に除去することはできない)。
粉じん(フンジン) 空気中に浮遊する粉状の細かいちり。
粉じん濃度(フンジンノウド) 空気中に浮遊する粉状の細かいちりの濃度。一般的に「mg/㎥」で表す。
面風速(メンフウソク) 喫煙エリアと禁煙エリアの境界面における空気の流れの速さ。
有圧換気扇(ユウアツカンキセン) 外因影響を受けないで、大風量を出せる換気扇のこと。