空港の事例

羽田空港
東京都大田区

「東京国際空港(羽田空港) 国内線 第2旅客ターミナル」の拡張プロジェクトに合わせ、旅客ターミナルの南側に 8カ所の喫煙スペースが新設されました。その中でも利用者の目に最も触れやすい位置に存在するのが、1階の到着ロビーにある喫煙スペースです。

この喫煙スペースの最大の特徴は、飛行機の軌跡をイメージして配された天井のLED照明。経年劣化によって生じてしまう室内の汚れを、できるだけ目立たせないよう、黒で統一された空間に、視覚的な広がりを持たせています。

喫煙スペースの入り口。出発および到着ロビーの両方からアクセスできる。

LED照明の色は、プログラムによって緩やかに変化。“ただ吸えればいい”という発想を脱却し、たばこを吸う時間そのものが大切にできるような演出が施されている。